ごちゃごちゃしていたのでこちらに移しました(笑)
本当におすすめできる物しか載せませんが、はやぶさについて最近読んだのは以下です。
(時どき増えるかも)
はやぶさに関して、たくさんの本を買いましたが、
特におすすめは以下です。
小惑星探査機 はやぶさの大冒険
小惑星探査機「はやぶさ」の超技術―プロジェクト立ち上げから帰還までの全記録
探査機はやぶさ7年の全軌跡―世界初の快挙を成し遂げた研究者たちのドラマ
はやぶさや他の探査機にたくさんの機能を搭載したいところなのですが、ご存知のように、日本では宇宙開発に大きな予算を掛けられないため、1g以下の単位で軽量化を図る必要がありました。
その中でどうしても犠牲にできない部品や、限られた重さと予算でいかにして冗長性を持たせるか、など、苦労した話が面白かったですね。
決して奇跡だけではない、こうした努力が今回はやぶさを帰還まで導いた話は何度読んでも素晴らしいです。
これも面白かったですよ
千年、働いてきました―老舗企業大国ニッポン
「アジアでの中で古い企業、いわゆる老舗が日本に集中している」
「アジアに限らず、こんなに老舗がある国はヨーロッパにもない」
「ヨーロッパには200年以上続いている会社のみ加入を許される「エノキアン協会」という組織があるが、最古の企業で創業640年だ。ところが、これよりも古い店や会社が日本には100社近くある」
「世界で100年以上続いている企業を見つけるのは非常に難しいが、日本には1万社以上ある」
「日本人は職人を尊ぶ」
「削る文化」と「重ねる文化」
「日本以外のアジアでは仏像や建物、踊りなど、豪華絢爛を競う方向に発展してきた。一方日本は一本の木から削り出したり、踊りでは動きをぎりぎりまでそぎ落としたり、他のアジアとはまったく逆の方向に発展した数少ない文化」
など、最初から面白いです。安いし(笑)
世界一のトイレ ウォシュレット開発物語
ウォシュレットの開発秘話とかありましたね。当時はテレビでCMを流す事すら難しいかった話とか、訴訟大国アメリカで、水周りに電化製品を使う事の危険をどうやって回避し、受け入れてもらえるようになったのか、防水のヒントはどこで得たのか、などなど、苦労話が面白かったですね。
それと、陶器は焼くと縮むのですが、その日の気温や湿度、材質や窯の温度・入れる場所などによって縮み方が微妙に偏るそうです。そこで、窯の中でも焼く場所や向きを微妙に調整するんですけど、それらはすべて熟練した職人の経験で決めるそうです。
以前どこかの店で立ち読みしたBBS(車のホイール)を作る会社の誕生秘話とかもう一度読みたいんだけど見つからないんだよなぁ・・・。
確か電線を巻いておくドラムを作っていた会社が全然関係ない車のホイールを作る事になったんだっけ。
当時は既に車のホイールでは外国の企業が強くて、日本企業が入る余地なんてまったくなかった。
合同で凄い性能のホイールを作ろう、と外国企業に持ちかけた日本のこの企業。
ホイール作りでは実績がまったくないので、当然門前払い。
ところが、日本のこの企業が独自に作ったホイールが超高性能で、外国製ホイールのシェアをどんどん奪い返して、門前払いした外国企業をビビらせてしまった話、という感じだったはず。
JAXAへの寄付はこちら(国境なき医師団みたいに、後日郵便物が届きます、別にいらないんですけどね・・・)