「救えなかった命」 一般報道されることのなかった震災被害者の残酷な現実に心を痛ませる外国人の反応 東日本大震災時に発生した原発事故は世界中に衝撃を与えました。
 福島第一原発から広範囲に渡って放射性物質が飛散し、東北地方の野菜は危険だとか被災地から来た人に触れると被爆するなどという風評被害が発生してしまいました。

けれども、原発事故発生から3日の間に、双葉病院と老人ホームに取り残された200人以上もの寝たきり高齢者のうち、50人にも及ぶ人が亡くなられてしまったことはあまり知られていません。

搬送用のバスには医療関係者が一人も同乗しておらず、しかも搬送先の体育館では毛布一つで3日間も寝かされるだけという杜撰な避難体制が敷かれていたのです。

この動画は、震災被害者が直面したショッキングな現実を赤裸々に描いたドキュメンタリーです。
それでは動画に寄せられた外国人のコメントをご覧ください。


動画



以下、この動画に対する海外の反応


■ 心が引き裂かれそうなほどショッキングな内容の動画をアップしてくださってありがとうございます。  あまりにも不幸で悲劇的な話ですね。そしてその爪痕は今なお残っているんですよね。  この恐怖を体験した全ての人々のために安静の祈りを捧げたいと思います。 +2 国籍不明

■ アップロードありがとうございました!  NHKのドキュメンタリーは素晴らしいですね。  私はこれまで彼らのドキュメンタリーに痛烈なコメントを残してきましたが、より多くのリアルな情報を得られるまで今後も続けるつもりですよ。何もしないよりはマシですからね。  なんにせよ、とても良い作品でした。 アメリカ

   ■ コメント投稿者さん、ありがとうございます。     3月11日の大震災以前に避難計画が準備されていなかったなんて信じられないですよね。     NHK関連でこのような声明を見つけたので紹介します。     「NHKは、政府が無視している問題を取り上げるための、政府の翼のような存在だ」     記事へのリンクは上に書いておきますね。     お気をつけて。 カナダ

■ 拝見させていただきありがとうございました。  職員は特殊な状況下で大変だったのですね。あまり自分を責めないで欲しいと思いました。  医療器具も散乱してたでしょうし、彼らは自分に出来ることをすべてやったのですから。  東京電力と原発を指揮する政府こそ、真に咎められ責任を負うべき存在ですよ! アメリカ

   ■ どういたしまして。     私も全くの同意見ですね。     医療関係者は本来背負う必要のない罪悪感を背負わされている気がします。 +2 カナダ

■ 大災害時にどれほど多くの人が自分の家族の安否を気にして感情的になったり身を引き裂かれそうな気持ちになったりすることでしょう。  動画内で説明されているように、災害対策の計画が全く機能してなかったみたいですね。  ボロボロのインフラを残してしまった問題の重大さは予想以上に深刻ですよ。  可愛そうな医療スタッフは精一杯自分の職務を全うしたのです。  罪悪感にさいなまれている彼らこそ真の「縁の下の力持ち」ですよ。  彼らは自分たちが救った命を誇りに思うべきです。 アメリカ

■ 確か東京電力は、原発事故が直接の原因で発生した死者は一人もいないとしきりに主張してたよなぁ。  確か、病院の患者が死んだのは、東京電力の過失ではなく、彼らが単に高齢だったせいか、あるいは医療スタッフのミスのせいだろうと言ってたっけな。  それが本当ならこのドキュメンタリーの内容が真っ赤な嘘ってことになっちまうじゃねえかよ。 アメリカ

■ これは本当に素晴らしい動画です。  投稿していただきありがとうございました。  フェイスブック上で共有させてもらいました。  私は多くの人にこの動画を見て学んでもらいたいと願っています。 アメリカ

   ■ 共有ありがとうございます。     私も多くの人達にこの問題について興味を持ってもらいたいと思っています。     ご視聴ありがとうございました。 カナダ


編集部のコメント

政府や東電を叩いてばかりで肝心な事を放送してこなかった
当時のマスコミにも大きな責任があると思うんだけどなw