日本の津波の前と後をとらえた衛星画像

津波による甚大な被害をもたらした宮城県。その死者数は1万人以上とも言われている。
福島県の原子力発電所も津波と同様に人々に大きな不安と健康被害をもたらしている。

 震災から約2年たった今、あたらめて当時の映像を見てみると、
その被害の大きさは想像を絶する世界だったと思います。

冒頭部分に出てくる衛星画像は宮城県の海岸を写したものですが、
震災前と後ではその海岸線がまったく別のところに移ってしまっていますし、
泥だらけの家屋、道路、すべて水によって屋根からはぎ取られ、
支柱がむき出しになってしまった鉄筋コンクリートの建物などは津波の破壊力を如実に物語っています。


あれから早2年という時間の経過とともに、すでに私たちの心の中からはこの日のショックや、感じたこと、他人への配慮など、すべて過去のものになってしまうのではないか、改めて見つめなおさなければならないのではないか?

尊い犠牲から学ばなくてはならない教訓として、決して風化させてはならないと思い、この動画を取り上げてみました。

海外の方々も明日は我が身のような感覚でこういった災害をとらえているのが分かります。


動画


以下、この動画に対する海外の反応


日本のスゴイところはこれだけ地形が変わるような被害を受けたにもかかわらず、たった3ヶ月後にはある程度きれいにされ、復旧のめどを立てているところではないか。 +20 デンマーク

■こうした惨状と、日本の対応を見ていると何かインスピレーションを感じてしまう。 エジプト

日本人がこうした災害に遭ってもすぐに働くことにものすごく驚きました。 +2 マレーシア

■原子力発電所の問題が、津波問題のあとに起こっているけど、どうか日本の皆さん、この試練を乗り越えてほしい。 +6 アメリカ

■日本がいままでの「日本」を取り戻せる日はスグに来ないかもしれないけど、頑張ってほしい。 シンガポール

問題はこうした映像が数ヵ月後に忘れ去られないか、だ。 アメリカ

■こんな映像はやっぱり悲しい。 スペイン

■太平洋を横断する地震ごみの処理はしてくれるのかなあ。その衛星画像が欲しい アメリカ

■中国、ロシア、韓国などなど、原子力の力を借りて超大国になるのは日本のようなリスクもあることを考える必要があるのかも アメリカ

災害が起こることなんて願ってはいけない! 韓国

■ウクライナの事故を忘れたんですか?放射能汚染のすさまじさを考えたら、一朝一夕で解決できる問題じゃないことぐらいわかるでしょ。 オーストリア

■文明国は常にこうした事故に対して責任を負っているはず。責任を持てとは言いませんが、100年後、200年後も消えない放射性物質をどのように処理するかを考えなくてはなりません。 アメリカ

■チェルノブイリの死の灰、あの20倍の放射性物質が漏れ出してるし、核燃料は50倍だ。これがもし放射されたら人類はかつてないほどの放射性物質の汚染を受けたことになる。その行くなんてだれも想像できるわけじゃない。だから安全とか軽々しく言うことはできないよ。 アメリカ

■私の国は日本を助けてあげるべきだと思う。 カナダ

こんな二重三重の災害から日本を救う手立ては国家レベルの援助しか考えられない。 スウェーデン

フランスから日本を元気づけます! ウランス

■こんな災害は永遠には続かないから、復旧するまで頑張ってほしい イタリア

■水が排水されないのはほかのところより土地が低い農地です。農地が再び作物をたたえるには、塩分を取り除くことだけで数年かかるため、かなりの長い年月が必要になると思う。 イギリス

■1つの原子力発電は3つの火力発電所に匹敵するといわれている。効率的な原子力発電に頼るのはわかるけど、ウランを燃焼させた場合、ものすごい量の放射性物質が排出されるわけで、それはまさに公害なのではないだろうか アメリカ