今回は携帯で使うクーポンの動画を見た海外の反応をご紹介します。

日本人が当たり前のように思っていても、海外には無いものって案外多いらしく、
携帯クーポンもどうやら、その一つみたいです。

言われてみれば確かに、プリントせずにクーポンを利用できるってのはすごいアイディアなんでしょうね。

海外ではこういった「小さいハイテク機器」が大変人気ですが、
日本だと小さくなりすぎて一時期使いづらくなった時すらありましたが、
その教訓からか最近ではある程度大きな携帯に移行してきましたよね(笑)

小さな携帯にこういった機能を盛り込むのは難しいのですが、
それ以上に難しいのがこういった新しい決済システムを導入することだったのではないでしょうか?

海外の反応として、サービスの良さに注目したコメントもありました。
動画の男性はマクドナルドの後にも色々な場所に行って携帯で支払いをしているのですが、
どうやら満足したようです。


この動画、海外でも相当評判が良いらしく、
多くの外国人の方から称賛の声が寄せられています。

 

動画  携帯用動画



以下、この動画に対する海外の反応


■ この動画いい。日本大好き。+4 国籍不明

■ 携帯クーポンって天才的発明だな。イギリスに来るのは40年後かな。+4 イギリス

■ 超クール!!! アメリカ

■ いい動画だね。エビバーガーが食べたくなるよ。 アメリカ

■ 日本のああいう機器とか技術は進んでるな。アメリカは遅れてる。日本へ行きたい。+18 アメリカ

■ カナダのマクドナルドもあんな感じだったらいいんだけどなあ。+35 カナダ

■ 日本の技術はものすげー進んでるな。日本すげえ。アメリカはダメだ。+18 フィリピン

■ 彼らの技術水準は、我々からすると超能力者のようなものだ。+4 カナダ

■ 店員の女の子が可愛い。+34 ドイツ

■ すごい。彼が持ってる携帯のメーカーは何で、機種は何? ベトナム

■ テリヤキバーガーが懐かしいわ。何年も食べてない。 アメリカ

■ 日本へいつか生きたいな。すごく楽しそう。+3 アメリカ

■ 日本のものって全部未来的だなあ。+6 アメリカ

■ 日本のマクドナルドはきれいだな。こっちのはテーブルも椅子も、汚い。 国籍不明

■ 誰か気づいた?店員の子、「hi」って英語で挨拶したよ。その方がいいと判断したんだろうね。すごいね。 イギリス

 ■ re:いや日本語の「はい」じゃね?(笑) 国籍不明

  ■ re:そうなんだ。がっくり。 イギリス

■ この動画が、日本とアメリカ、どっちが技術的に進んでいるのかという問題に答を出してくれると思います。 アメリカ

■ 技術がすごいだけじゃない。日本は顧客サービスがいいね。これは日本がダントツでいい。+9 アメリカ

■ 日本とアメリカ、どっちが進んでるかって?日本に行って自分で経験すれば分かるよ。+3 国籍不明

■ いやはや、参った。すごいな。 香港

■ オランダとは、全てのことがまったく違うな。 オランダ

■ 日本に住みたい! イギリス

■ 店員の子が異様に可愛い! アメリカ

■ 日本では、店員が注文を間違えることは絶対にないね。+4 プエルトリコ

■ 日本の店で料金を払うには、コンピューターの達人である必要があるんじゃないかな。 アメリカ

■ 日本で頭や手をスキャンするようになっても驚かない。 アメリカ

■ 女の子がみんな可愛いな。 アメリカ

■ これを本当の「ファストフード」と呼びたい。 アメリカ

■ この動画を消さないで!最高だ! オーストラリア




日本では注文を間違える事はないという人がいましたが、
いや、普通に間違えますから(笑)
まあ、間違えて出てきたとしても多くの日本人が仕方なくそのまま食べるらしいですが。



しかし、日本に住んでいるとアメリカのほうが進んでいる部分だらけで
逆に日本は遅れているようなイメージすらありますが、
映画とかのイメージによる影響なのでしょうか?

向こうにはiPhoneもあるし、日本の携帯はガラパゴスなんて言われていますが、
中身の部品は同じようなものを使っているので、大きな差が出来るとも思えないし、
正直、付いている機能が少々違うだけで性能という話になると両者とも大差ないはずです。

まあ、売り込みという点ではアメリカ企業のほうが
日本企業より数段上というのは間違いなさそうです。


こういうものに限って言えば、
良いモノを作れば売れる、というわけでもないんですよね、残念ながら・・・。
日本の企業は大変良いモノを作るんですが、
こと消費者への直接的な売り込みとなるとあまり得意ではないんですよね。

それだけが原因ではないのですが、
海外企業に販売戦略とかイメージ戦略で負けちゃうんですよね、
アメリカのアップル社なんかが良い例で、日本企業は表に出ない中の部品で頑張っています。

これを聞くともったいないような気がしますが、
表に出ないで基幹技術を掌握し、シェアを獲得する戦略は
実は日本企業の性質にピッタリなんです。




かなり前になりますが、
かつてアメリカで日本製の自動車や家電などが飛ぶように売れて、
アメリカ製の物づくり産業を駆逐する勢いだった時期があります。

当時、日本と日本製品に対するバッシングが起こり、大きな社会問題にまで発展しました。
訴訟大国アメリカですから、様々な日本企業がアメリカのライバル会社から訴訟を起こされ、
結果として日本企業は多額の賠償金を支払うはめになりました。

敵陣であるアメリカにおいて、世界中のどんな企業でもアメリカ企業相手に
相手の大得意な訴訟で勝つのは絶対に無理、
といっても過言ではなかったんですね (あくまで当時の話ですが)


そんな苦渋を舐めてきた日本企業は、その後アメリカ国民の反発をなるべく買わないよう、
アメリカで販売する製品をアメリカ国民が製造する、
アメリカの雇用で補うという風に方向転換してきました。

そして、基幹技術を次々に開発し、磨きあげる事で世界中の製品の中に部品という形で取り入れられ、
または工作機械として日本の技術が生かされるようになりました。


しかし、最近は安くて程度の良い部品が日本以外でも作られ、
日本製の勢いは当時ほどではなくなっています。
それでも日本が凋落しないのはなぜでしょうか?




世界には日本の領土以外に1.8個の日本があると言われています。

失われた20年とも呼ばれている間に世界中の産業や市場、産業において
日本企業は大きく成長し、その成長率は国内企業の1.8倍に及びました。
世界中の市場や産業において日本企業が関わっていない分野はもはや無い、と言われています。

この間に日本の外貨準備は数十倍に増えました。
このほかにも対外資産は40倍に、対外純資産も60倍に増え、
今や純資産、総資産とも世界最大の国が日本というわたしたちの国です。

また、世界の95%の債権を日本が握っており、世界最大の債権国(貸している側)となっています。
国内では景気が悪いとか言いつつもほとんどマイナス成長はなく、
これ、実は世界的に見ても非常に凄いことなんですね。
もはや世界は日本で回っていると言っても過言ではないほどです(笑)


こうした点を見てみると、目立たないところで技術を磨き続ける日本企業のやり方も、
それはそれでアリなのでしょう。
そして、日本が世界に多大な影響を与えているのも分かる気がします。



安い部品相手に一部製品を除きシェアを落としている日本企業と先ほど書きましたが、
世界中で活躍する日本の工作機械となると話は変わってきます。

工作機械は作る部品の精度とはケタ外れに高い精度が必要で、
その精度は部品としての許容範囲の1,000倍とも言われる分野もあるそうです。
こうした部分では他の国の追随を許さず、まだ日本の超精度の工作機械が活躍しそうです。



日本企業はあまり有名なブランド商品を作らないイメージがありますが
(いや、結構あるんですが、日本のブランド商品も)
実はカメラのレンズとか、非常に高い精度が必要な部品は日本が強かったりします。

日本はニコンやキャノンなど、古くからカメラ分野において世界のシェアを独占しました。

世界中の多くのカメラ愛好家の方々は既にこうした日本製レンズを所持しています。
それこそ、ひとつ何百万円もするような高級レンズです。


海外の企業が例えもっと安くて性能の良いカメラを今から作ったとしても、
彼らが持っているレンズが使えなければ彼らは買いません。
使えるように規格を合わせるにも、そこは各社、特許を取ってますから
どうしてもコストが発生してしまいます。

これが日本のカメラ産業が強い理由の一つとなっており、
現在も世界中のプロや愛好家の方々から絶大な支持を受けています。

言わせてもらうと、もちろんこうした理由だけではなく、
彼らプロの方々は日本製がいかに優れているか、信頼のおけるパートナーなのか、
知っているから毎日使っているという事は言うまでもありません(笑)


いずれにしろ、これからも常に先端技術を開発し続ける事が
日本企業が生き残るために必要なのは間違いなさそうです。



しかし、動画の女の子が可愛いというコメントが本当に多かったですね。
男って生き物は世界共通なのかもしれません・・・。