日本に住む外国人の女性が、納豆を紹介する動画を見た海外の反応です。
納豆といえば、日本人でさえ好き嫌いの分かれる食べ物でしょう。
外国の方はまずその臭いに拒絶反応を示し、食わず嫌いの人が多いはず。

動画の女性はミカエラ・ブレスウェートさんという方で、1988年生まれのカナダ出身の方。
九州の福岡県在住で、すでに日本に来て7年です。
日常生活についての出来事やネタを動画にしてYouTubeに数多く投稿しています。

経歴を見る限りずっと九州にお住まいのようですが、
なぜ 「~でさぁ」 を連発するぐらい東京弁になっているのか、分かりません。

ちなみに最後に登場する男性は納豆ぎらい。
「納豆は大嫌いだ。ゴミのような臭いがする。その粘りけは、チューインガムかクモの巣のようだ」
とひどい事を言っています。

それにしてもこの動画の女性……。この食べ方は誰かの真似をしたのか、それとも自分で考えたのか。
しかも 「納豆が嫌いな人は、正しい食べ方を知らないのかも」 と言っていますから、
もしかしてこれが 「正しい食べ方」 だと言いたいのでしょうか(笑)

海外ではどのような反応を見せているのでしょうか?



動画  携帯用動画



以下、この動画に対する海外の反応


■ この食べ物を知らない。見た感じ、あまり美味しそうではないね。興味はあるけどね。 オーストラリア

■ 納豆はあんまり好きじゃない。でも美味しい食べ方があるなら、やってみたい。 オーストリア

■ 恐怖の納豆!ゴミのような味と臭い! ブラジル


■ ああ、納豆大好きなガイジンがここにも!私も日本に住んでる時、毎日朝食で納豆を食べてたよ。ご飯も何もなしで、そのままね。 国籍不明

■ 納豆は臭いのか。とすると、納豆が腐るともっとひどい臭いがするんじゃないか? インドネシア

■ 豆にまとわりついてる、ネバネバしたものは何だよ……。後から加えるのか、それとも発酵して出てくるのか? アメリカ

■ 納豆が塩辛いってほんと?いつもポテトチップスに乗せて食べるの?驚いた。納豆はどんな味? アメリカ

 ■ re:汗にまみれた人の体みたいな臭いよ。味はそうね……独特。なんて言ったらいいのか分からない。時々、ブラックコーヒーに似てると思うわ。 (投稿主)

■ 何とか、一度納豆を食べてみたい。だけどアメリカでは売ってないんですよ。まあ当たり前ですかね。 アメリカ

■ 私の納豆の食べ方:半分ご飯、半分納豆。刻んだネギを散らします。美味しいですよ! アメリカ

■ なんと新しい食べ方だ。しかし俺は納豆そのものも好きだよ(^_^) アメリカ

 ■ re:あなたは男の中の男ね。(投稿主)+7

■ 納豆を作りたい。トロントじゃ、全然売ってないのよ。 カナダ

■ 「エイリアンvsプレデター」で、両者が対決の前に食べてたものの様に見える。 アメリカ

■ 納豆に合うのはご飯だけ!いや、カレーライスも結構いいんだよね。 香港

■ 納豆単品では無理なんですが、何かと混ぜるとすごく美味しいと思います。 カナダ

■ ああ、懐かしい。日本にいる時、納豆が大好きでした。納豆チャーハンのレシピをテレビで見て、いつも自分で作ってたんですよ。すごく美味しかったです。イギリスでは冷凍の納豆しか手に入らないんですが、それは正直キャット・フードと大して変わりないですね。 イギリス

■ 日本人も、いつも納豆とポテチをいっしょに食べるの? イギリス

 ■ re:僕は納豆をチップスに乗せて食べる人を見たことがない。砂糖をかける人はいるみたいだけどね。 カナダ

■ ごめんなさい。豆腐は食べられるけど、納豆は無理。キムチは好きですよ。 アメリカ

■ 食べたことはないが、ものすごくキモく見える。 ニュージーランド

■ 納豆は好きだよ。おにぎりに入れて食べるよ。 スウェーデン

■ 日本の家庭にホームステイしてまして、しばらく前に納豆を食べたところです。予想した通り、苦手な味でした。しかしそれでも魚よりは好きです。魚はもっと苦手です。日本を出る前に、好きになりたいです。 国籍不明

■ 納豆に日本のマヨネーズをかけて食べるのが大好き! ニュージーランド

■ うげえええエイリアンのネバネバみたいじゃないか。全然食べたくねえわ。 国籍不明

■ うーん、納豆は大嫌いだ。何回か食べようとしたことはあるよ。まず、「腐ってんじゃないの?」と不安になる。それから口にまとわりつく、あのベタベタ。 ブラジル

■ 納豆大好き!普段はごはん&ネギで食べるけど、味噌をつけるのもいいよ! アメリカ

■ アイスクリームかチョコレートをかければ大丈夫だろう。何でも美味しくなるからな。 ハンガリー

■ スイス人だけど、納豆好きですよ。ほんとの話です。 スイス

■ 0:34の映像 ↓ にはぞっとしたよ。 リトアニア
0518 The Truth About Natto-02

■ 納豆なんて、鼻くそを食べるようなものだな。+11 イギリス

 ■ re:私の鼻くそは美味しいのよ。(投稿主)+26

■ 日本人でさえ、納豆が嫌いな人は多いですもんね。でもまじめな話、ポテチとともに食べるというアイディアには感心しました。家に帰って、やってみます。 アメリカ

■ 納豆+めんつゆ=至福 インドネシア

■ 納豆オムレツもすごく美味いよ! アメリカ
(ここまでプロのお仕事)


海外の皆さんもいろいろな食べ方を模索しているようですね(笑)
まあ、私たちから見た海外の食べ物にも苦手なものがありますし、
最近の納豆はにおいも抑えられてきているとはいえ、
相当怖いであろう納豆を食べようとする海外の方のチャレンジ精神には驚いてしまいます。

少し前に例のテレビ番組で納豆とダイエットについてとり上げられた時、
スーパーから納豆が売り切れてしまう現象が起きました。
その時はデータの捏造が問題視されたりしましたが、
その番組とは関係なくとも納豆は栄養価が高く、非常に健康に良いと言われています。

しかし、納豆に限らず、そればかり食べていたらダメなように、
食生活はやはりバランスが大事と言えるでしょう。



海外のコメントを見ても、やはり苦手とする方が多いようです。
しかし、最近は海外でも少しは見直されてきているようです。

納豆は豆腐と並んでヘルシーな食べ物であると言えるのではないでしょうか。
大豆自体が 「畑の肉」 と言われるほど良質のたんぱく質が豊富であり、
それに追加されている納豆菌も相当凄いことが最近の研究で分かってきました。

納豆菌の強さは相当なもので、納豆菌が住みつくと他の細菌類の繁殖を防ぐので
結果として納豆は腐りづらいとのことです。
そして、現在では水を浄化する事で地球を救う可能性があるとのこと。
詳しくはこちらにて。

ガイアの夜明け【世界の子供を救う!ニッポンの技術】  携帯用動画

(動画が見れなくなっていたとのことでしたのでyouku動画のURLに替えさせていただきました、教えて下さった方ありがとうございます!
この動画を見ると、寄付するだけでなくビジネスとして現地の雇用に貢献するのが大切であるといえるでしょう。日本からの持ち出しだけでなく、現地の方々が自身の働きによって共に利益と活躍の場を得られるような、自らの足で歩きだすシステム作りこそが必要であるといえます。上記は人生を懸けてこれに取り組んだ日本ポリグルの小田兼利会長の活動についての動画でした。内戦続きで危険が迫るなか、不衛生な水が原因で多くの命が失われている現状を肌で感じたからこそ可能だったのかもしれません。泥水から浄化した水を自ら率先して飲んで見せる男。この動画では目を輝かせたソマリアの子供たちが映されています。一人の日本人の情熱によって小さな村から始まった水事業は、これからも多くの人々を救ってゆくことでしょう)

以下は以前の動画ページより引用
5歳未満の子供の死亡率が最も高いアフリカのソマリア。最悪の水事情を改善しようと日本の中小企業が現地へ乗り込んだ。その取り組みに独占密着。

世界中で安全な水を利用できない人は、世界人口の11%、およそ8億人に及ぶと言う。川や池の汚れた水を飲用水として利用しているのだ。「命の水」と言うくらい、飲み水の汚染で感染症などの病気になる確率も高くなっている。安全な水を利用できない人が多い国では、平均寿命は低く、5歳未満の子供の死亡率は高くなる傾向にあるのだ。こうした中で、最も5歳未満の子供の死亡率が高いのが、アフリカのソマリアだ。長い間、無政府状態が続き、今も各地で紛争が起きている危険地帯。インフラ整備が遅れ、当然、水道も整備されておらず、民間の援助もなかなか入りづらい場所だ。そうした水事情の悪いソマリアに乗り込んだ、日本の中小企業がある。
「ガイアの夜明け」でも何度か取り上げた、水の浄化剤メーカー、日本ポリグルだ。番組ではその取り組みを独占密着した。
従業員36名という小さな日本の会社(日本ポリグル)と、
日本に古くから存在する食べ物、納豆の見事なコラボレーションが
地球の未来を救うかも知れません。

日本ポリグルの創設者は元ダイキン工業の研究員でした。
ダイキン工業は 1924年(大正13年)、大阪金属工業所として創業され、
有名なイ号潜水艦の冷房装置なども手掛け、
この企業も日本と共に歩んできた歴史ある企業と言えるでしょう。

ちなみに現在では空調やフッ素化学製品など世界トップグループのシェアを誇り、
自衛隊向けの砲弾などを製造している事でも知られています。



納豆菌から生まれた世界を救うほどの可能性、
それを生み出したのはやはり、日本人の情熱でした。
この会社の創設者は神戸の震災で飲み水にすごく苦労したそうで、
目の前にある水が飲めないという苦しさが開発につながった動機と言っております。

そして、自身が苦しんだ経験から、飲み水に苦しむ地域に
何年もかけて支援を続けているそうです。


経済と政治を利用し、巨大な力で圧力をかけてシェアを拡大する、
アメリカの大企業、一例を挙げればモンサント社などの超企業とは
正反対のやり方に見えますね。

これに限らず、世界中では国を挙げて弱者から搾取しようと必死なんですね。
いつもそうです。 いつの時代も・・・。

和を以て貴しとなす。
武士道には
君に忠、親に孝、自らを節すること厳しく、下位の者に仁慈を以てし、敵には憐みをかけ、私欲を忌み、公正を尊び、富貴よりも名誉を以て貴しとなす
とあります。

いつも相手を尊敬し、相手の文化を尊重する。
世界の国々から一線を画している日本。
いつか、日本人のやり方が理解してもらえる日が来るのでしょうか。
待つだけでは飲み込まれるのも時間の問題かも知れません。



中小企業によるBOPビジネスの星:日本ポリグル株式会社(pdf)

納豆菌から生まれたこの製品は100円で
なんと1トン(1000リットル)もの水を浄化することができるとのことです。
(不純物を沈殿させてきれいにする製品なので、世界にはこれだけでは飲めない水もありそうです)

現時点では誰にも分からない事ですが、
日本発の小さなこの技術。
世界ではしかめ面される場合が多い納豆から生まれた日本の技術が、
本当に世界の飲み水を変える日が来るのかも知れません。


今回は納豆に対する海外の反応を見てきましたが、
海外のコメントの中には 「それはないわw」 というものもありますよね・・・。

納豆を世界で最初に食べた昔の人もスゴイと言わざるを得ません(笑)



2013/05/18  21:06 追記

皆さまを不快にさせてしまうタイトルを付けてしまい大変申し訳ありません。
私も納豆は大好きなので、下げてから上げるつもりで不快なタイトルを付けてしまいました。

タイトルを変更しましたが、ご紹介いただいているサイト様などでは
変更前のタイトルが表示されてしまっているかもしれません。
今後は十分に注意いたしますのでお許しいただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします。