今回はアメリカのサイト「IMDb」での、映画「となりのトトロ」の評価です。
まずこのIMDbというサイトのことですが、
アメリカやヨーロッパでよく知られたレビューサイトの一つです。
The Internet Movie Databaseの名の通り、
基本的には映画を対象としていますが、テレビドラマやテレビ番組も含みます。
現在はamazon傘下で、レビュー形式もamazonのサイトに似ています。
『○人中○人の方が、
「このレビューが参考になった」と投票しています』という文章で評価を示すのも同じ。
違うのは、amazonの5点満点に対してこちらは10点満点であることです。
レビューをしているユーザーはやはりアメリカの方が多いのですが、
ヨーロッパの人々も少なくありません。
海外でも知名度の高い 「トトロ」 ですが、これは日本人にとっては最もなじみのある映画の一つです。
海外から見た場合はどのように映るのでしょうか?
翻訳元
以下、この映画に対する海外の反応(レビュー)
■ すごい映画だ!
236人中、209人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
★★★★★★★★★★10点 スウェーデン
この素敵なアニメ映画には、悪役はいません。堅苦しい人生訓もないし、キャラ達が突然歌い出すこともありません。すべての年代の人にとって、素晴らしい映画だと思います。私が見たバージョンでは主題歌などが翻訳されていませんでしたが、問題ありません。うちの4歳と6歳の子供達は、少しばかり教えてあげればすぐにストーリーを理解しました。演出がすばらしいし、神秘的な、心地よい雰囲気が常に満ちています。こんな映画、他にはありません。私が保証します。映画の大部分はほのぼのしていますが刺激的なエピソードもあり、意外な展開をします。
■ 私が見た中で、いちばん可愛い映画
160人中、149人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
★★★★★★★★★★10点 フランス
宮崎駿の映画の中で、映像の壮大さの面では「もののけ姫」が一番だと思います。しかし可愛さという部分では、トトロが最高です。ディズニー映画でも、ここまで可愛い作品はありません。詩的、チャーミング、キュート……この映画の印象を、どんな言葉にしていいのか分かりません。ミヤザキは私たちを「子供のワンダーランド」へと連れて行ってくれます。「アリスの不思議の国」や「ピーター・パン」よりも上です。実際、ミヤザキの映画を見ると子供が大好きになります。この映画の中で子供達は常に走り、叫び、笑い、泣いています。現実の世界では、私はそんな子供達が大嫌いです。他の映画に現れる子供も嫌いです。しかしこの作品では、二人の少女の行動が常に私たちに感動を呼び起こします。私たちは、子供を愛するということを学んだのです。この映画を見ると誰でも、最初から最後まで笑顔になります。私のいちばん好きなシーンは、メイとトトロが最初に遭遇するところです。愉快で詩的で、愛らしい。ミヤザキは、4歳の子供でも大人でも楽しめる映画を作り続けています。そんなことができる人は、他にいません。本物の傑作です!
■退屈
7人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
★1点 アメリカ
アニメの世界では、この映画は傑作とされています。みなこの映画を、完璧だ、驚異的だ、アメリカには作れないものだ、と言う。私は見る必要を感じませんでしたが、先日ついに吹き替え版を見ました。別に大嫌いってことはないです。ただただ、退屈でした。映画中に何も出来事はなかったような気さえしてくる。全然面白いとは思いませんでした。良い点としては、一緒に見た子供は最後まで熱心に見たということです。なので、ご飯を作っている時に映しておくのはいいかもしれません。(※訳者注:「子供が映画に夢中になり、ご飯づくりを邪魔しない」という意味と思われる)最初と最後に流れた歌はひどいですね。大嫌いです。
■ 人間への信頼を取り戻したい時に見る映画
101人中、88人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
★★★★★★★★★★10点 アメリカ
僕が最初に「となりのトトロ」を見たのは、確か7歳の時でした。その時は、非常に退屈だと思いました。ディズニーの派手な映画が好きだったのです。何年も後に「もののけ姫」を見て感動し、トトロが同じ監督さんが作った作品だと知りました。そしてまた、トトロを見ました。7歳に見た時とは全然違い、大好きになりました。アニメ表現は他の宮崎駿の作品と同じく、驚異的です。ストーリーは一見単純ですが、深い。数々の繊細な描写。その最高の例は、トトロのお腹の上でメイが眠るところだと思います。それを文章にしようとしましたが、無理でした。うまく書けません。自分で見て下さい。もうすぐDVDが届くんですが、待ちきれません。日本語音声、英語字幕で早く見たいです。
■ 子供映画だって?
167人中、157人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
★★★★★★★★★9点 アメリカ
想像してみて下さい。退屈な夜。27歳の青年が何か見ようと棚のDVDをめくっている。突然彼は「となりのトトロ」のところでめくるのをやめ、にっこりとする。非常によくあることですね。宮崎駿の大傑作です。人間なら誰でも、どんな年代でも好きになる映画です。全体的に素晴らしいです。アニメーションも、他の宮崎作品同様すごい。ちょっと分かりにくい点もありますが、ストーリーも良いと思います。これは子供映画でしょうか?もちろんそうです。しかし子供だけのものか、と言われれば、そうではなく、我々が誰でも持つ「内なる子供」のためのものでしょう。この映画には子供が笑うユーモアがあるし、大人だけがその意味を分かる笑いもあります。もちろんアダルトという意味での「大人」ではないですが。私はこの映画を推薦しますし、今までも人に薦めてきました。宮崎先生、いつもありがとう。
■ 楽しく、感動的な永遠の名作
96人中、88人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
★★★★★★★★★★10点 アメリカ
「日本のウォルト・ディズニー」こと宮崎駿が、こんどはほのぼのした、誰でも楽しめる映画を作りました。驚異的なアニメ技術に愛すべきキャラクター。ストーリーは単純ですが魅力的でドラマティックでさえあり、心をつかまれます。もしかすると見ていて、子供向けアニメを見ているという感覚にならないかもしれません。それぐらいキャラ(特に子供達)とストーリーがリアルです。悪い奴はいない。ポップ・カルチャーも登場しない。映画とタイアップして歌を売らない。これらの事は他のアニメ(特にディズニー)では普通にあります。我々はそういうのには、飽き飽きです。トトロは言葉を話しませんが、この毛むくじゃらの生き物は愛らしい動作により、その気持ちを伝えます。6本足の猫バスは間違いなく、アニメ史上で最もイマジネーション豊かなキャラクターの一つでしょう。人間のキャラも秀逸。メイとサツキは小さな女の子らしい。大人顔負けの知恵を持ったりしていません(最近のアニメの悪い傾向です)。僕は子どもの頃にトトロが好きだったし、これからも好きであり続けます。いつか自分の子供を持つでしょうが、その時はおもちゃのCMではなくトトロを見せます。傑作です。
■ ちょっとがっかり
12人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
★★★★★★★7点 アメリカ
この映画、確かに微笑ましいと思う場面もありますが、非常にストーリーが弱いです。ドラマティックな出来事は何もありません。従ってキャラ達の成長する余地もありません。実際問題この映画は、わずかな道徳的テーマさえ訴えようとしていません。このテーマは子供映画にとっては普通あるもので、反対意見はあるでしょうが、よい映画であるためには非常に重要なものなんです。ミステリアスで素敵な作品にはならず、何となく凡庸になってしまいました。トトロとともにする冒険は目的が何なのか分からないし、もっと華やかにできたはずです。あと、トトロのあの巨大な顔の「にやり」とか、大きなうなり声とか、何なんでしょう。フレンドリーどころか、恐い。とはいえ、この映画に惹かれる人がいるのも分かります。そういったことを全部考え合わせ、7点にしました。個人的には、6点にしたいです。
■ 自分が見た中で最も魅力的な映画
5人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
★★★★★★★★★★10点 イギリス
この映画は子供向けのものだと、宮崎氏は言っています。僕がこれを見たのは、36歳の時でした。しかしこの作品を非常に良いと思い、72歳の父に見せました。父もこの映画をとても気に入り、4歳の孫にぜひとも見せようと言いました。エキサイティングな映画、笑える映画はいくらでもありますが、トトロほど純粋な喜びを与えてくれる映画はありません。現実の世の中が映画のように素敵な世界でないことは、非常に残念です。しかし僕たちがメイのように4歳のころ、あるいはサツキのように11歳だったころ、「こうあってほしい」と思う世の中はこんな感じだったはずです。自分より年上の人間はすべて優しく、信用できる。何が起こっても最後には、丸くおさまる。メイぐらいの歳の男の子の親として、僕はメイの描写が非常にリアルだと断言できます。バケツに開いた穴に興味津々なところや、不機嫌になってしかめっつらをするところ。一番感動的なのは、猫バスの行き先表示が「メイ」に変わる場面。猫バスがメイの居場所を知っていると、サツキに示したのです。そして、サツキをそこに連れて行くと。僕の唯一の不満は、あの伝説的な続編『めいとこねこバス』がDVDに入っていないことです。この作品の中でメイは猫バスの息子に会い、乗ります。それから、僕自身が猫バスに乗れないのも不満です。僕は猫大好き人間であり、バスの利用者でもあります。猫バスに乗るために生まれてきたようなものです。なのに、想像上のものでしかないなんて!
■ 偉大なストーリーテラーへの入門書
7人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
★★★★★★★★★9点 デンマーク
2001年の『千と千尋の神隠し』、2004年の『ハウルの動く城』を見て、すぐに宮崎ファンになりました。特に、西洋と非西洋の神話的世界が融合し、それぞれ異なるキャラクターが創造されていることに魅了されました。宮崎駿の全ての映画が、見るべきものだと思います。『となりのトトロ』(1988)は宮崎駿の最も美しく、魅力的な作品です。私はこれを特に、まだ宮崎映画を見たことのない人に勧めたい。映画史上最高のストーリーテラーの一人である宮崎駿の世界への、絶好のイントロダクションとなると思います。宮崎さんの最近の作品を見た人は、彼の世界が社会的な意味のあるもので、ユーモラスで、エコロジカルなものだということが分かると思います。それは子供にも、大人にも訴えるものです。トトロは間違いなく、そういう映画の一つです。
■ ちょっと甘すぎる
25人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
★★★★★5点 アメリカ
宮崎駿は、間違いなく天才です。しかし凡作もあります。スピルバーグでさえ時々あるように。「となりのトトロ」は魅力的なキャラクターと息を呑むほど美しい背景美術をもった、良いアニメ映画です。しかし、トトロ(タイトルの架空の生物)が現れるのは映画が始まってから30分、そしてトトロが何か意味のあることをするまで、さらに30分。その間、何も起きません。登場人物たちは、腹が立つぐらい善人ばかり。人を傷つけるようなことは決して言わない。宮崎さんは自然を愛していて、自然破壊に対して警告するような映画を作ります。このメッセージが希薄なこともあれば、あまりにも強烈で観客に衝撃を与えることもあります。この「トトロ」はメッセージが弱いため、子供には伝わらないと思います。トトロが現れている短い間は、トトロと少女達の交流は意外性があってクリエイティブです。トトロがいない時、人間達は嫌になるぐらいほのぼのした、偽善的な会話をし続けます。少女達はものすごく活発ですが、教育されていない。父親は優しいが、怠け者です。彼女らはただの一度もケンカをしない。それから少女たちが走る時、なぜいつもパンツを見せるのか?これはぜひとも宮崎さんに聞いてみたい点です。人間のキャラクターは一度座ると、新鮮な野菜の交換についておしゃべりをし始めます。きゅうりがどんな味がするか、なんてことは無駄なセリフです。物語の構成はどうなっているのでしょう?映画の中には何のいさかいも起きない。学ぶべき教訓もありません。この偽善的な会話と馴れ合いの時間に我慢できれば、最後の30分はついに何かが起きます。最後の30分は面白いですが、映画全体の評価を上げるほどではありません。
■ のちの巨匠の、初期の作品
4人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
★★★★★5点 アメリカ
このジブリ黎明期の映画には、後の宮崎映画(「千と千尋」「魔女の宅急便」「ハウル」)に見られる輝きがありません。宮崎駿の特徴である、目を引く要素というものはあります。ファンタスティックな猫バスなんかがそうですね。「千と千尋」や「ポニョ」を傑作にした要因の一つである、自然現象の芸術的表現(風雨、波など)もあります。後の作品では戦争や自然破壊に対する奥深い考察がありますが、トトロではありません。親の病気と引越を、想像力によって乗り越えようとする子供の話です。もし今まで宮崎映画をたくさん見ている人なら、その締めくくりとして「トトロ」を見るのもいいでしょう。もし初見なら、もっと後期の成熟した作品を見ることを薦めます。
■ 愛すべきトトロ
★★★★★★★★★★10点 フランス
僕は映画のレビューを書くときはいつもあらすじを書くんですが、今回はやめておきます。下手に書くと、台無しだと思うからです。この作品はそれぐらい素晴らしいです。宮崎駿とスタジオジブリのファンで、まだ「となりのトトロ」を見てない人がいたら、今すぐ見るべきです。これは宮崎駿という天才の一撃です。これを見るとあの少女達とともに冒険したくなります。もちろん毛だらけのトトロとも。猫バスもいましたね。僕が世界で一番好きなアニメキャラの一つです。
■ 絶対に見るべきもの
3人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
★★★★★★★★★★10点 アメリカ
見る前は疑っていたんですが、驚きました。最初から最後まで引きつけられ、素晴らしかった。ミヤザキの子供時代をベースにしたこの映画は、単純なストーリーに魅力、奥深さ、幅広い層へのアピールが散りばめられ、そのどれもがすごい。病気の母親の近くに住むために二人の少女が田舎にやって来た時、彼女らは非常に奇妙な体験をしました。差し迫った死と、信じがたい魔法。限りない好奇心と全てものを疑問なく受け入れるという性質は、子供が本質的に持っているものです。魔法を現実のものとして認めるぐらいに。この映画における異世界は、トトロという形をとって現れます。少女たちの家の近くの森の番人です。動物の精霊です。それら全てが、この映画は素晴らしい。子供はこの作品を大好きになるはず。ただしその深い部分は分からないかもしれない。大人ももちろん好きです。子供の頃のノスタルジーを感じ、そしてそして全体に流れる深遠なテーマを感じます。技術的なことで言えば、1988年に作られたにもかかわらず、アニメーション技術は驚くべきものです。トトロの森も他の風景も本当に美しい。ディズニーも少しは見習った方がいい。この映画は宮崎ワールドへの素晴らしい招待状であり、また永遠の名作でもあります。『千と千尋の神隠し』やディズニー映画のような派手さはありませんが、トトロはこれまでの宮崎映画の中でいちばん魅力的で、可愛らしい作品だと思います。絶対に見るべきです。
■ ワンダフル・ムービー!
3人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
★★★★★★★★★★ 10点 アメリカ
この映画は日本で20年前に作られたもの。でも昨日公開されたかのように新鮮だし、文化の壁なんて全然感じません。背景の映画は非常に素晴らしくて、それだけでも見る価値があると思います。木の葉に反射する日光、田園に映る青い空、夏の高い雲、色彩豊かな花々…… 二人の少女が、4歳と10歳でしたか、父親とともに引っ越してきます。彼女らがこの新しい環境を発見し、なじみ、学んでいくようすが細かく、愛らしく描かれます。決して感傷的ではありません。少女たちの行動を見ることにより、観客は自分自身が冒険し、そして喜びの反応をします。さらにそれは、人間のもっと奥深いところにあるものを発見させます。観客は自分のなかの人間らしさを見つけるのです。
■ 見ている間も、見た後も笑顔になる
2人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
★★★★★★★★★★10点 スウェーデン
昨日の晩、パーティーをして騒いだんですよ。それで興奮して、今夜は眠れませんでした。明日は僕の誕生日なんですけどね。それで、アニメを見ることにしました。「となりのトトロ」はここIMDBで高い点をつけられてます。なので、トトロを借りてきました。この映画は、幸運の神が僕にくれたバースデイ・プレゼントだったようです。本当に楽しかったです。僕は「魔女の宅急便」のレビューでは、「『長くつ下のピッピ』を思い出します。スウェーデン人はピッピは非常になじみがあります」と書きました。この「トトロ」も、同じぐらい良い映画です。 1950年代の日本の田舎(だと思いますが)って、こんな感じだったんですね。そこで育つ子供達。僕はストックホルム郊外の、大きな庭のある家で育ったんですが、その事も思い出しました。映画が始まって10分から、僕はにこにこし続けました。そして、ちょっと心配になるあの場面(この作品を見た人なら分かりますね)でも、笑い続けました。この映画は10点以外ありえません。
(ここまでプロのお仕事)
今回は 「となりのトトロ」 について、レビューというかたちで海外の反応を見てみました。
今から4か月前のGW中に公開しようと考えていた記事なのですが、
監督を取り巻く環境の変化などいろいろあって
「お蔵入り」 にしようと考えていた記事の書き直しですので
つい先日、引退発表で世間を驚かせた宮崎駿監督引退についてのレビューは書かれておりません。
(監督の思想などの話題については記事を純粋に楽しんでいただきたく別に掲載させていただきました)
海外でも非常に高評価な 「となりのトトロ」 ですが、
日本上げばかりだと参考にならないと思い、一部に辛口レビューを翻訳していただきました。
海外の辛口コメントには 「ストーリーが希薄だ」 といった意見がありましたが、
ナウシカやラピュタのような過去作品に比べると確かに派手さはないかもしれません。
その代わりといってはなんですが、
この作品には他の作品とは少し違った魅力が備わっていると思います。
子どもの頃にどこかに置き忘れてしまった何かを思いだせる、
想像によって補える人にとっては素晴らしい映画となるでしょう。
日本では古来からモノには魂が宿ると考えられてきました。
一つひとつのモノに神様がいると。
この映画に登場する大きな楠(くすのき)にしめ縄が巻かれているのを見て
この木にも魂や神様が宿っている、と無意識に思えるのは
日本人ならではの感性と言えるのではないでしょうか。
海外コメントを見ると文化の違いも垣間見えて面白いところです。
例えば、作中で さつき と めい が 「まっくろくろすけ出ておいでー!」 と叫ぶ場面がありますが、
英語版だと「Little dust bunnies, go away right now!」 となっており、
「まっくろくろすけ すぐ出ていけー!」 と日本語版と正反対になります。
まっくろくろすけはwikipediaによると妖怪とされており、
それこそ、そこいらじゅうに神様が存在する日本では神様と妖怪は紙一重であることなども
海外とは少し違うようです。
まっくろくろすけに対する接し方の違いもやはり文化や感性の違いなのでしょうけど、
中にはこうした文化の壁を全く感じさせない作品と言ってくれている方もおりました。
そんなわけで となりのトトロ、
この映画はいろいろな意味で日本的な作品なんだと思います。
テレビで繰り返し放送されるうちに大人気作となり、
日テレで放送された時にトトロのぬいぐるみを視聴者プレゼントした際には
200万通の応募があったとのことで、その後ジブリのシンボルマークとして定着し、
ジブリ作品のDVDなどの最初でもスタジオジブリの文字と一緒に映し出されています。
ジブリの代名詞とも言われる 「となりのトトロ」 ですが、
今回のレビューでも言われているように、海外でもファンを魅了しているようです。
トトロは海外作品でも登場していました。
トイストーリー3で登場するトトロ ↓
トイストーリー3 トトロ登場シーンまとめ (音量注意)
やはりアメリカの歴史を肌で体験してきたアメリカ人が最も楽しめるはずなんですけど、
良い作品はそれを知らない人が観ても楽しめてしまうところが素晴らしいですね。
トトロは愛らしいキャラクターや美しく幻想的な風景や音楽などに魅せられ、
日本の文化や風習に詳しくない海外の方でも楽しめてしまうところも良い点でしょう
また、海外版では吹き替えによって雰囲気などが微妙に変わってしまうのですが、
吹き替えのバージョンによってそこから受ける印象が
大きく変わってしまうのは仕方がないところでしょう。
そのため、日本語バージョン英語字幕で観たいという海外の方も多いようです。
【英語版】 となりのトトロ/Meja 【歌詞・和訳】
リンク先の動画下で歌詞が和訳されています、GJ!
海外コメントの中には 「最初と最後に流れる歌がひどい」といった声もありましたが、
それは英語版だからではないでしょうか?
となりのトトロ (My Neighbor Totoro) - さんぽ (Stroll) - Disney English Version
うん、これは海外コメントに賛同したくなるかも(笑)
Il mio vicino Totoro - canzone finale(イタリア版エンディングテーマ曲)
イタリア語版のこちらのバージョンでは声優さんの声が日本語版と近いせいか違和感が少ないですね
(巻き舌以外はw)
Il mio vicino Totoro - Trailer italiano(イタリア版)
・・・これもメイちゃんの巻き舌っぷりがすごい(笑)
海外版では同じ英語版でもバージョンによって声優が違ったりする場合もあるようですが、
日本語版では素晴らしい声優さんたちによる
数々の名言も外せない要素です。
ジブリ名言集 ↓ (選定は超適当ですw)
・いや、奴はとんでもないものを盗んでいきました。あなたの心です。
・親方!空から女の子が!
・おじゃまたくし!!
・なんで螢、すぐ死んでしまうん?
・見ろ!人がゴミのようだ!
・カンタ「おまえんち!おっばけやーしきっ!」 ばあちゃん「カンタぁ~!!」
・目が~~!目が~~!
・ついでに今夜泊まる家を連れて来てくれるといいんだけどねぇ?
・龍の巣だぁ!!
・おまえにサンを救えるか
・40秒で支度しな!
・腐ってやがる…早すぎたんだ
・小鬼だ、小鬼がおる・・・
・メイのばか!もう知らない!!
これらの名言を使ったMAD作品の画像が脳裏によぎる方もいるかもしれませんね(笑)
海外コメントでも言及されていた有名な 「猫バス」 ↓ ですが、
作品に登場する他の乗り物も良い味を出していました
作中のボンネットバス ↓
作中のトラック ↓ (ハンドルが丸くない昔のアレですねw)
作中のものとは違うのですが、
鳥取県岩美郡岩美町ではボンネットバスに乗れるそうです
(残念ながら2週間ほど前に故障したとのことです)
出典:公益社団法人 鳥取県観光連盟
こちらのサイトでは作られた模型を公開されておりました。
このほかにも戦車やお城など沢山の素晴らしい作品があり、好きな方は必見のサイトです。
呉市交通局のボンネットバス(Is682) 昭和43年登録
制作過程
制作過程
ダイハツ CM10T オート3輪
制作過程
ちなみに、さらに昔の木炭バスの時代では
木炭で走るものですから馬力が足りなくて、坂道で登れなくなると乗客が降りて
後ろからみんなでバスを押していた時代もあったという話を
乗客として実際に押していた方から聞いた事があります。
そういえば木炭バスの話題で とあるお話がありましたので
少し長いのですがご紹介したいと思います
(本編と関係薄いのでご要望ございましたらこちらのページからは削除いたします
追記:とりあえず削除せずこのまま掲載したいと思います、らぶりん さま、ご教授ありがとうございます! )
模型で思い出しましたが、
amazonで売られているペーパークラフト 「サツキとメイの家」 は組み立てが難しいとのことで、
模型歴40年のベテランをして
「0.1mm単位の組立技術を要求されます」
「これを作例と同じように完成させられるのはプロモデラー以外いません」
とまで言わしめるほどの難易度らしいです
ジブリ映画に登場する食べ物が美味しそうというのはよく言われているので有名 ↓
【ジブリ飯】 ジブリ作品に登場した料理の再現・比較 レシピ付き
なのですが、
それに負けないほど空を飛行するシーンが多く取り入れられているんですよね。
そのどれもが独創的で素晴らしい!
となりのトトロ より
風の谷のナウシカ より
カリオストロの城 より
千と千尋の神隠し より
猫の恩返し より
天空の城ラピュタ より
紅の豚 より
どれも素晴らしい名場面ばかりですが、
そのシーンに合わせた名曲の数々も見逃せない点です。
このシーンの曲 (あえて クラシックギターver ですw) ↓
海の見える街(魔女の宅急便より)をクラシックギターで弾いてみた
このシーンの曲 (大阪に住む歌い手(ナタリー・エモンズさん)が歌ってくれてます) ↓
ナタリのジブリ - 天空の城ラピュタ 君をのせて
このシーンの曲 ↓
人生のメリーゴーランド
海外の結婚式での一場面でも使われたようです (音量注意) ↓
Wedding dance Joe Hisaishi "Howl's Moving Castle Waltz" - Свадебный
今回この記事を書くにあたり、過去幾度となく観たはずのジブリ作品を再度観賞してしまいました(笑)
観るたびに新たな発見があり、
良い作品というのはやはり何度観ても良いものです。
子どもの頃メイやサツキ目線で観ていた人も歳を取るにつれて
お父さんとお母さん目線で見るように変化していったり、
時代や時を超えて愛されているのも納得できます。
名場面のキャプチャと曲選定など、名場面と名曲だらけで紹介しきれないほど。
海外でもたくさんのファンが存在するのも納得できる作品たちでした。
エヴァンゲリオンの庵野監督は風の谷のナウシカの巨神兵 ↓
に携わっていた事も広く知られておりますが、
そこから派生した映像作家の方々がさらにお互いに影響し合い、
独自に発展し、それぞれ多くの作品を生み出してきました。
ジブリ作品(ジブリ以前の作品も含む)は多くのクリエイターの方々に影響を及ぼし
ゲームでもファイナルファンタジーシリーズの飛空艇やその技師などにも影響が見えたり、
影響された漫画などもたくさんありすぎて数えきれないほどです。
何年経っても色あせない素晴らしい作品を生み出し続けたスタジオジブリ。
世間では宮崎駿監督の後継について議論されたりしていますが、
それにとらわれず、それぞれの持ち味を生かしてほしいと思うのは私だけではないでしょう。
壮大な文化を仲間と共に創り上げてきたその功績は
讃えられるべき偉業であることも事実であると思います。
おまけ
5月病マリオの人による作品 ↓
さんぽ
ずっと前から5月病マリオさんのファンなんですよね(笑)
これ以外にもジブリ作品の影響を受けた作品はたくさんあるのですが、
ゲームでは有名なものとして以下の作品が存在しました(声優はもちろん 日高のり子 さん)
ワンダープロジェクトJ (スーパーファミコン)
ワンダープロジェクトJ2 (ニンテンドー64)
上記2点は埋もれた名作とも言われ、素晴らしいゲーム作品でしたが、
当時のハードの性能では容量が足りなすぎて、
シナリオやストーリーを大幅にカットせざるを得なかったんですね。
現在のゲームの1000分の1くらいしか使えない容量でよくぞまあ創作されたものだと感心します。
この作品、その世界観が素晴らしく、最新のハードにて復刻を望む声も多いのですが
(雑誌の 「復活して欲しいレトロゲーム」 で1位だった事も)
音楽を担当していた森彰彦氏が今から15年前、
享年31歳という若さで残念ながらこの世を去っていることから、
当時の世界観を維持したままで削られたエピソードを復刻するのは難しいとも言われています。
それほどまでに、この作品の統一された世界観が素晴らしかったんですね。
ジブリも素晴らしい才能を持った多くの方々によって支えられているのですが、
近藤喜文氏(1998没・享年47歳) 抜きに語ることはできないとも言われています。
宮崎駿監督は長編作品から引退すると発表しましたが、
生命を失ったわけではありません。
日本の映像業界をけん引してきた巨匠たち。
生命あるかぎりクリエイターであり続けていて欲しいと願わざるを得ません。
今回は 「となりのトトロ」 についてレビューというかたちで海外の反応を見てきました。
海外コメントの中に辛口コメントを多めに翻訳していただきましたが、
該当サイトの下画像 ↓ の評価を見ても分かるように、
実際はそういったコメントは全体のごく少数であり、
ほとんどの海外コメントでは絶賛の嵐であったことを追記させていただきます。
今回の記事を書くにあたりwikipediaのトトロのページを初めて見ましたが、
トトロの中でも一番小さい 「小トトロ(白いの)」 の年齢が109歳というところに一番驚いたかも(笑)
ごめんなんさい、今回も好き勝手に書いてしまいました、反省・・・。
↓↓ おすすめ記事! ↓↓
ジブリの絵師・男鹿 和雄さん 世界の反応 (ジパング さま)
今回ご紹介できなかったジブリの絵師についての海外反応です。素晴らしい!
【海外の反応】 外国人「ジブリの平成狸合戦ぽんぽこ泣いた」「日本の素晴らしい民俗学」 (ラカタン さま)
ぽんぽこの海外反応です。AAおもしろいw けど海外翻訳コメントも面白いんですよ!
戦争もゼロ戦も美化してないよ!宮崎駿監督最後の長編「風立ちぬ」予告編。海外反応 (マグナム超誤訳 さま)
最新作「風立ちぬ」予告編の海外反応です。記事がいつも勉強になります!
まずこのIMDbというサイトのことですが、
アメリカやヨーロッパでよく知られたレビューサイトの一つです。
The Internet Movie Databaseの名の通り、
基本的には映画を対象としていますが、テレビドラマやテレビ番組も含みます。
現在はamazon傘下で、レビュー形式もamazonのサイトに似ています。
『○人中○人の方が、
「このレビューが参考になった」と投票しています』という文章で評価を示すのも同じ。
違うのは、amazonの5点満点に対してこちらは10点満点であることです。
レビューをしているユーザーはやはりアメリカの方が多いのですが、
ヨーロッパの人々も少なくありません。
海外でも知名度の高い 「トトロ」 ですが、これは日本人にとっては最もなじみのある映画の一つです。
海外から見た場合はどのように映るのでしょうか?
翻訳元
以下、この映画に対する海外の反応(レビュー)
■ すごい映画だ!
236人中、209人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
★★★★★★★★★★10点 スウェーデン
この素敵なアニメ映画には、悪役はいません。堅苦しい人生訓もないし、キャラ達が突然歌い出すこともありません。すべての年代の人にとって、素晴らしい映画だと思います。私が見たバージョンでは主題歌などが翻訳されていませんでしたが、問題ありません。うちの4歳と6歳の子供達は、少しばかり教えてあげればすぐにストーリーを理解しました。演出がすばらしいし、神秘的な、心地よい雰囲気が常に満ちています。こんな映画、他にはありません。私が保証します。映画の大部分はほのぼのしていますが刺激的なエピソードもあり、意外な展開をします。
■ 私が見た中で、いちばん可愛い映画
160人中、149人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
★★★★★★★★★★10点 フランス
宮崎駿の映画の中で、映像の壮大さの面では「もののけ姫」が一番だと思います。しかし可愛さという部分では、トトロが最高です。ディズニー映画でも、ここまで可愛い作品はありません。詩的、チャーミング、キュート……この映画の印象を、どんな言葉にしていいのか分かりません。ミヤザキは私たちを「子供のワンダーランド」へと連れて行ってくれます。「アリスの不思議の国」や「ピーター・パン」よりも上です。実際、ミヤザキの映画を見ると子供が大好きになります。この映画の中で子供達は常に走り、叫び、笑い、泣いています。現実の世界では、私はそんな子供達が大嫌いです。他の映画に現れる子供も嫌いです。しかしこの作品では、二人の少女の行動が常に私たちに感動を呼び起こします。私たちは、子供を愛するということを学んだのです。この映画を見ると誰でも、最初から最後まで笑顔になります。私のいちばん好きなシーンは、メイとトトロが最初に遭遇するところです。愉快で詩的で、愛らしい。ミヤザキは、4歳の子供でも大人でも楽しめる映画を作り続けています。そんなことができる人は、他にいません。本物の傑作です!
■退屈
7人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
★1点 アメリカ
アニメの世界では、この映画は傑作とされています。みなこの映画を、完璧だ、驚異的だ、アメリカには作れないものだ、と言う。私は見る必要を感じませんでしたが、先日ついに吹き替え版を見ました。別に大嫌いってことはないです。ただただ、退屈でした。映画中に何も出来事はなかったような気さえしてくる。全然面白いとは思いませんでした。良い点としては、一緒に見た子供は最後まで熱心に見たということです。なので、ご飯を作っている時に映しておくのはいいかもしれません。(※訳者注:「子供が映画に夢中になり、ご飯づくりを邪魔しない」という意味と思われる)最初と最後に流れた歌はひどいですね。大嫌いです。
■ 人間への信頼を取り戻したい時に見る映画
101人中、88人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
★★★★★★★★★★10点 アメリカ
僕が最初に「となりのトトロ」を見たのは、確か7歳の時でした。その時は、非常に退屈だと思いました。ディズニーの派手な映画が好きだったのです。何年も後に「もののけ姫」を見て感動し、トトロが同じ監督さんが作った作品だと知りました。そしてまた、トトロを見ました。7歳に見た時とは全然違い、大好きになりました。アニメ表現は他の宮崎駿の作品と同じく、驚異的です。ストーリーは一見単純ですが、深い。数々の繊細な描写。その最高の例は、トトロのお腹の上でメイが眠るところだと思います。それを文章にしようとしましたが、無理でした。うまく書けません。自分で見て下さい。もうすぐDVDが届くんですが、待ちきれません。日本語音声、英語字幕で早く見たいです。
■ 子供映画だって?
167人中、157人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
★★★★★★★★★9点 アメリカ
想像してみて下さい。退屈な夜。27歳の青年が何か見ようと棚のDVDをめくっている。突然彼は「となりのトトロ」のところでめくるのをやめ、にっこりとする。非常によくあることですね。宮崎駿の大傑作です。人間なら誰でも、どんな年代でも好きになる映画です。全体的に素晴らしいです。アニメーションも、他の宮崎作品同様すごい。ちょっと分かりにくい点もありますが、ストーリーも良いと思います。これは子供映画でしょうか?もちろんそうです。しかし子供だけのものか、と言われれば、そうではなく、我々が誰でも持つ「内なる子供」のためのものでしょう。この映画には子供が笑うユーモアがあるし、大人だけがその意味を分かる笑いもあります。もちろんアダルトという意味での「大人」ではないですが。私はこの映画を推薦しますし、今までも人に薦めてきました。宮崎先生、いつもありがとう。
■ 楽しく、感動的な永遠の名作
96人中、88人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
★★★★★★★★★★10点 アメリカ
「日本のウォルト・ディズニー」こと宮崎駿が、こんどはほのぼのした、誰でも楽しめる映画を作りました。驚異的なアニメ技術に愛すべきキャラクター。ストーリーは単純ですが魅力的でドラマティックでさえあり、心をつかまれます。もしかすると見ていて、子供向けアニメを見ているという感覚にならないかもしれません。それぐらいキャラ(特に子供達)とストーリーがリアルです。悪い奴はいない。ポップ・カルチャーも登場しない。映画とタイアップして歌を売らない。これらの事は他のアニメ(特にディズニー)では普通にあります。我々はそういうのには、飽き飽きです。トトロは言葉を話しませんが、この毛むくじゃらの生き物は愛らしい動作により、その気持ちを伝えます。6本足の猫バスは間違いなく、アニメ史上で最もイマジネーション豊かなキャラクターの一つでしょう。人間のキャラも秀逸。メイとサツキは小さな女の子らしい。大人顔負けの知恵を持ったりしていません(最近のアニメの悪い傾向です)。僕は子どもの頃にトトロが好きだったし、これからも好きであり続けます。いつか自分の子供を持つでしょうが、その時はおもちゃのCMではなくトトロを見せます。傑作です。
■ ちょっとがっかり
12人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
★★★★★★★7点 アメリカ
この映画、確かに微笑ましいと思う場面もありますが、非常にストーリーが弱いです。ドラマティックな出来事は何もありません。従ってキャラ達の成長する余地もありません。実際問題この映画は、わずかな道徳的テーマさえ訴えようとしていません。このテーマは子供映画にとっては普通あるもので、反対意見はあるでしょうが、よい映画であるためには非常に重要なものなんです。ミステリアスで素敵な作品にはならず、何となく凡庸になってしまいました。トトロとともにする冒険は目的が何なのか分からないし、もっと華やかにできたはずです。あと、トトロのあの巨大な顔の「にやり」とか、大きなうなり声とか、何なんでしょう。フレンドリーどころか、恐い。とはいえ、この映画に惹かれる人がいるのも分かります。そういったことを全部考え合わせ、7点にしました。個人的には、6点にしたいです。
■ 自分が見た中で最も魅力的な映画
5人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
★★★★★★★★★★10点 イギリス
この映画は子供向けのものだと、宮崎氏は言っています。僕がこれを見たのは、36歳の時でした。しかしこの作品を非常に良いと思い、72歳の父に見せました。父もこの映画をとても気に入り、4歳の孫にぜひとも見せようと言いました。エキサイティングな映画、笑える映画はいくらでもありますが、トトロほど純粋な喜びを与えてくれる映画はありません。現実の世の中が映画のように素敵な世界でないことは、非常に残念です。しかし僕たちがメイのように4歳のころ、あるいはサツキのように11歳だったころ、「こうあってほしい」と思う世の中はこんな感じだったはずです。自分より年上の人間はすべて優しく、信用できる。何が起こっても最後には、丸くおさまる。メイぐらいの歳の男の子の親として、僕はメイの描写が非常にリアルだと断言できます。バケツに開いた穴に興味津々なところや、不機嫌になってしかめっつらをするところ。一番感動的なのは、猫バスの行き先表示が「メイ」に変わる場面。猫バスがメイの居場所を知っていると、サツキに示したのです。そして、サツキをそこに連れて行くと。僕の唯一の不満は、あの伝説的な続編『めいとこねこバス』がDVDに入っていないことです。この作品の中でメイは猫バスの息子に会い、乗ります。それから、僕自身が猫バスに乗れないのも不満です。僕は猫大好き人間であり、バスの利用者でもあります。猫バスに乗るために生まれてきたようなものです。なのに、想像上のものでしかないなんて!
■ 偉大なストーリーテラーへの入門書
7人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
★★★★★★★★★9点 デンマーク
2001年の『千と千尋の神隠し』、2004年の『ハウルの動く城』を見て、すぐに宮崎ファンになりました。特に、西洋と非西洋の神話的世界が融合し、それぞれ異なるキャラクターが創造されていることに魅了されました。宮崎駿の全ての映画が、見るべきものだと思います。『となりのトトロ』(1988)は宮崎駿の最も美しく、魅力的な作品です。私はこれを特に、まだ宮崎映画を見たことのない人に勧めたい。映画史上最高のストーリーテラーの一人である宮崎駿の世界への、絶好のイントロダクションとなると思います。宮崎さんの最近の作品を見た人は、彼の世界が社会的な意味のあるもので、ユーモラスで、エコロジカルなものだということが分かると思います。それは子供にも、大人にも訴えるものです。トトロは間違いなく、そういう映画の一つです。
■ ちょっと甘すぎる
25人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
★★★★★5点 アメリカ
宮崎駿は、間違いなく天才です。しかし凡作もあります。スピルバーグでさえ時々あるように。「となりのトトロ」は魅力的なキャラクターと息を呑むほど美しい背景美術をもった、良いアニメ映画です。しかし、トトロ(タイトルの架空の生物)が現れるのは映画が始まってから30分、そしてトトロが何か意味のあることをするまで、さらに30分。その間、何も起きません。登場人物たちは、腹が立つぐらい善人ばかり。人を傷つけるようなことは決して言わない。宮崎さんは自然を愛していて、自然破壊に対して警告するような映画を作ります。このメッセージが希薄なこともあれば、あまりにも強烈で観客に衝撃を与えることもあります。この「トトロ」はメッセージが弱いため、子供には伝わらないと思います。トトロが現れている短い間は、トトロと少女達の交流は意外性があってクリエイティブです。トトロがいない時、人間達は嫌になるぐらいほのぼのした、偽善的な会話をし続けます。少女達はものすごく活発ですが、教育されていない。父親は優しいが、怠け者です。彼女らはただの一度もケンカをしない。それから少女たちが走る時、なぜいつもパンツを見せるのか?これはぜひとも宮崎さんに聞いてみたい点です。人間のキャラクターは一度座ると、新鮮な野菜の交換についておしゃべりをし始めます。きゅうりがどんな味がするか、なんてことは無駄なセリフです。物語の構成はどうなっているのでしょう?映画の中には何のいさかいも起きない。学ぶべき教訓もありません。この偽善的な会話と馴れ合いの時間に我慢できれば、最後の30分はついに何かが起きます。最後の30分は面白いですが、映画全体の評価を上げるほどではありません。
■ のちの巨匠の、初期の作品
4人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
★★★★★5点 アメリカ
このジブリ黎明期の映画には、後の宮崎映画(「千と千尋」「魔女の宅急便」「ハウル」)に見られる輝きがありません。宮崎駿の特徴である、目を引く要素というものはあります。ファンタスティックな猫バスなんかがそうですね。「千と千尋」や「ポニョ」を傑作にした要因の一つである、自然現象の芸術的表現(風雨、波など)もあります。後の作品では戦争や自然破壊に対する奥深い考察がありますが、トトロではありません。親の病気と引越を、想像力によって乗り越えようとする子供の話です。もし今まで宮崎映画をたくさん見ている人なら、その締めくくりとして「トトロ」を見るのもいいでしょう。もし初見なら、もっと後期の成熟した作品を見ることを薦めます。
■ 愛すべきトトロ
★★★★★★★★★★10点 フランス
僕は映画のレビューを書くときはいつもあらすじを書くんですが、今回はやめておきます。下手に書くと、台無しだと思うからです。この作品はそれぐらい素晴らしいです。宮崎駿とスタジオジブリのファンで、まだ「となりのトトロ」を見てない人がいたら、今すぐ見るべきです。これは宮崎駿という天才の一撃です。これを見るとあの少女達とともに冒険したくなります。もちろん毛だらけのトトロとも。猫バスもいましたね。僕が世界で一番好きなアニメキャラの一つです。
■ 絶対に見るべきもの
3人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
★★★★★★★★★★10点 アメリカ
見る前は疑っていたんですが、驚きました。最初から最後まで引きつけられ、素晴らしかった。ミヤザキの子供時代をベースにしたこの映画は、単純なストーリーに魅力、奥深さ、幅広い層へのアピールが散りばめられ、そのどれもがすごい。病気の母親の近くに住むために二人の少女が田舎にやって来た時、彼女らは非常に奇妙な体験をしました。差し迫った死と、信じがたい魔法。限りない好奇心と全てものを疑問なく受け入れるという性質は、子供が本質的に持っているものです。魔法を現実のものとして認めるぐらいに。この映画における異世界は、トトロという形をとって現れます。少女たちの家の近くの森の番人です。動物の精霊です。それら全てが、この映画は素晴らしい。子供はこの作品を大好きになるはず。ただしその深い部分は分からないかもしれない。大人ももちろん好きです。子供の頃のノスタルジーを感じ、そしてそして全体に流れる深遠なテーマを感じます。技術的なことで言えば、1988年に作られたにもかかわらず、アニメーション技術は驚くべきものです。トトロの森も他の風景も本当に美しい。ディズニーも少しは見習った方がいい。この映画は宮崎ワールドへの素晴らしい招待状であり、また永遠の名作でもあります。『千と千尋の神隠し』やディズニー映画のような派手さはありませんが、トトロはこれまでの宮崎映画の中でいちばん魅力的で、可愛らしい作品だと思います。絶対に見るべきです。
■ ワンダフル・ムービー!
3人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
★★★★★★★★★★ 10点 アメリカ
この映画は日本で20年前に作られたもの。でも昨日公開されたかのように新鮮だし、文化の壁なんて全然感じません。背景の映画は非常に素晴らしくて、それだけでも見る価値があると思います。木の葉に反射する日光、田園に映る青い空、夏の高い雲、色彩豊かな花々…… 二人の少女が、4歳と10歳でしたか、父親とともに引っ越してきます。彼女らがこの新しい環境を発見し、なじみ、学んでいくようすが細かく、愛らしく描かれます。決して感傷的ではありません。少女たちの行動を見ることにより、観客は自分自身が冒険し、そして喜びの反応をします。さらにそれは、人間のもっと奥深いところにあるものを発見させます。観客は自分のなかの人間らしさを見つけるのです。
■ 見ている間も、見た後も笑顔になる
2人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
★★★★★★★★★★10点 スウェーデン
昨日の晩、パーティーをして騒いだんですよ。それで興奮して、今夜は眠れませんでした。明日は僕の誕生日なんですけどね。それで、アニメを見ることにしました。「となりのトトロ」はここIMDBで高い点をつけられてます。なので、トトロを借りてきました。この映画は、幸運の神が僕にくれたバースデイ・プレゼントだったようです。本当に楽しかったです。僕は「魔女の宅急便」のレビューでは、「『長くつ下のピッピ』を思い出します。スウェーデン人はピッピは非常になじみがあります」と書きました。この「トトロ」も、同じぐらい良い映画です。 1950年代の日本の田舎(だと思いますが)って、こんな感じだったんですね。そこで育つ子供達。僕はストックホルム郊外の、大きな庭のある家で育ったんですが、その事も思い出しました。映画が始まって10分から、僕はにこにこし続けました。そして、ちょっと心配になるあの場面(この作品を見た人なら分かりますね)でも、笑い続けました。この映画は10点以外ありえません。
(ここまでプロのお仕事)
今回は 「となりのトトロ」 について、レビューというかたちで海外の反応を見てみました。
今から4か月前のGW中に公開しようと考えていた記事なのですが、
監督を取り巻く環境の変化などいろいろあって
「お蔵入り」 にしようと考えていた記事の書き直しですので
つい先日、引退発表で世間を驚かせた宮崎駿監督引退についてのレビューは書かれておりません。
(監督の思想などの話題については記事を純粋に楽しんでいただきたく別に掲載させていただきました)
海外でも非常に高評価な 「となりのトトロ」 ですが、
日本上げばかりだと参考にならないと思い、一部に辛口レビューを翻訳していただきました。
海外の辛口コメントには 「ストーリーが希薄だ」 といった意見がありましたが、
ナウシカやラピュタのような過去作品に比べると確かに派手さはないかもしれません。
その代わりといってはなんですが、
この作品には他の作品とは少し違った魅力が備わっていると思います。
子どもの頃にどこかに置き忘れてしまった何かを思いだせる、
想像によって補える人にとっては素晴らしい映画となるでしょう。
日本では古来からモノには魂が宿ると考えられてきました。
一つひとつのモノに神様がいると。
この映画に登場する大きな楠(くすのき)にしめ縄が巻かれているのを見て
この木にも魂や神様が宿っている、と無意識に思えるのは
日本人ならではの感性と言えるのではないでしょうか。
海外コメントを見ると文化の違いも垣間見えて面白いところです。
例えば、作中で さつき と めい が 「まっくろくろすけ出ておいでー!」 と叫ぶ場面がありますが、
英語版だと「Little dust bunnies, go away right now!」 となっており、
「まっくろくろすけ すぐ出ていけー!」 と日本語版と正反対になります。
まっくろくろすけはwikipediaによると妖怪とされており、
それこそ、そこいらじゅうに神様が存在する日本では神様と妖怪は紙一重であることなども
海外とは少し違うようです。
まっくろくろすけに対する接し方の違いもやはり文化や感性の違いなのでしょうけど、
中にはこうした文化の壁を全く感じさせない作品と言ってくれている方もおりました。
そんなわけで となりのトトロ、
この映画はいろいろな意味で日本的な作品なんだと思います。
配給収入が5.9億円と公開当時は振るわず、興行的には外れてしまう(この失敗のおかげで資金回収のために『魔女の宅急便』が製作されることになった)。しかし1989年以降、日本テレビ放送網の「金曜ロードショー」でジブリ最新作公開年の夏、最新作公開日前夜の放送日等に放映されており、視聴率は毎回21%前後を記録する。引用元:wikipedia公開当初はあまりウケの良くなかったこの映画ですが、
テレビで繰り返し放送されるうちに大人気作となり、
日テレで放送された時にトトロのぬいぐるみを視聴者プレゼントした際には
200万通の応募があったとのことで、その後ジブリのシンボルマークとして定着し、
ジブリ作品のDVDなどの最初でもスタジオジブリの文字と一緒に映し出されています。
ジブリの代名詞とも言われる 「となりのトトロ」 ですが、
今回のレビューでも言われているように、海外でもファンを魅了しているようです。
トトロは海外作品でも登場していました。
トイストーリー3で登場するトトロ ↓
トイストーリー3 トトロ登場シーンまとめ (音量注意)
トイ・ストーリーやファインディング・ニモの監督・総指揮で知られるジョン・ラセターは「僕の人生で最も好きな映画の1つだよ」と述べているアメリカの歴史を交えながら物語が進行する映画 「フォレストガンプ」 が、
やはりアメリカの歴史を肌で体験してきたアメリカ人が最も楽しめるはずなんですけど、
良い作品はそれを知らない人が観ても楽しめてしまうところが素晴らしいですね。
トトロは愛らしいキャラクターや美しく幻想的な風景や音楽などに魅せられ、
日本の文化や風習に詳しくない海外の方でも楽しめてしまうところも良い点でしょう
また、海外版では吹き替えによって雰囲気などが微妙に変わってしまうのですが、
吹き替えのバージョンによってそこから受ける印象が
大きく変わってしまうのは仕方がないところでしょう。
そのため、日本語バージョン英語字幕で観たいという海外の方も多いようです。
【英語版】 となりのトトロ/Meja 【歌詞・和訳】
リンク先の動画下で歌詞が和訳されています、GJ!
海外コメントの中には 「最初と最後に流れる歌がひどい」といった声もありましたが、
それは英語版だからではないでしょうか?
となりのトトロ (My Neighbor Totoro) - さんぽ (Stroll) - Disney English Version
うん、これは海外コメントに賛同したくなるかも(笑)
Il mio vicino Totoro - canzone finale(イタリア版エンディングテーマ曲)
イタリア語版のこちらのバージョンでは声優さんの声が日本語版と近いせいか違和感が少ないですね
(巻き舌以外はw)
Il mio vicino Totoro - Trailer italiano(イタリア版)
・・・これもメイちゃんの巻き舌っぷりがすごい(笑)
海外版では同じ英語版でもバージョンによって声優が違ったりする場合もあるようですが、
日本語版では素晴らしい声優さんたちによる
数々の名言も外せない要素です。
ジブリ名言集 ↓ (選定は超適当ですw)
・いや、奴はとんでもないものを盗んでいきました。あなたの心です。
・親方!空から女の子が!
・おじゃまたくし!!
・なんで螢、すぐ死んでしまうん?
・見ろ!人がゴミのようだ!
・カンタ「おまえんち!おっばけやーしきっ!」 ばあちゃん「カンタぁ~!!」
・目が~~!目が~~!
・ついでに今夜泊まる家を連れて来てくれるといいんだけどねぇ?
・龍の巣だぁ!!
・おまえにサンを救えるか
・40秒で支度しな!
・腐ってやがる…早すぎたんだ
・小鬼だ、小鬼がおる・・・
・メイのばか!もう知らない!!
これらの名言を使ったMAD作品の画像が脳裏によぎる方もいるかもしれませんね(笑)
海外コメントでも言及されていた有名な 「猫バス」 ↓ ですが、
作品に登場する他の乗り物も良い味を出していました
作中のボンネットバス ↓
作中のトラック ↓ (ハンドルが丸くない昔のアレですねw)
作中のものとは違うのですが、
鳥取県岩美郡岩美町ではボンネットバスに乗れるそうです
(残念ながら2週間ほど前に故障したとのことです)
出典:公益社団法人 鳥取県観光連盟
こちらのサイトでは作られた模型を公開されておりました。
このほかにも戦車やお城など沢山の素晴らしい作品があり、好きな方は必見のサイトです。
呉市交通局のボンネットバス(Is682) 昭和43年登録
制作過程
ボンネットバスは,エンジンの音がうるさくハンドルは重ステで,夏はヒーターがよく効く運転手泣かせのバスですが, そういうところがいいという熱い声に応え,呉市交通局では,購入当時の車体,エンジンで残っているのは 全国でも20数台しかないというこのバスを根気よく整備して,“本物の”ボンネットバスを走らせています。引用元伊豆の踊子号
制作過程
ダイハツ CM10T オート3輪
制作過程
ちなみに、さらに昔の木炭バスの時代では
木炭で走るものですから馬力が足りなくて、坂道で登れなくなると乗客が降りて
後ろからみんなでバスを押していた時代もあったという話を
乗客として実際に押していた方から聞いた事があります。
そういえば木炭バスの話題で とあるお話がありましたので
少し長いのですがご紹介したいと思います
(本編と関係薄いのでご要望ございましたらこちらのページからは削除いたします
追記:とりあえず削除せずこのまま掲載したいと思います、らぶりん さま、ご教授ありがとうございます! )
乗客の命を救わなければ・・・思わず話題がそれました(笑)
自らの体を投げ出してバスを止めた車掌
乗客の命を守るために21歳という若さで殉職した鬼塚道男さんのお話です。
上記ページのお話には続きがあり、
遺族への保証金が少ないとの思いから 「バスの運営会社に交渉してあげましょう」、
と言ってくれた新聞記者に対し、道男さんの母ツルさんは
道男さんの姉の夫が同じバス会社に在籍している事から
「婿夫婦に迷惑がかかってはいけない」 との思いもあり、
その件は新聞記者の方に感謝しつつ丁重にお断りしたとのことです。
道男さんを亡くした母ツルさんは当初自殺も考えたほど悲しみに明け暮れましたが、
残ったもう一人の息子をツルさんは女手ひとつで育てる事を決心します。
長年続けた裁縫の仕事を辞め、より給料の多い日雇いの肉体労働の仕事に就きました。
小柄なツルさんが男性と同じ仕事をするのは本当に大変な事で、
無我夢中で働いているうちにいつの間にか20年以上の月日が経過していました。
バス会社でも当時の詳細を知る人もほとんどいなくなったある日、
交通事故の絶滅を祈り道男さんの霊を慰めるための
お地蔵さまを建立する話が持ち上がったんですね。
息子の英雄的な行ないは大きくとり上げられる事はほとんどなく、
このまま浮ばれる事なく忘れられてしまうのではないか。
そう思っていたツルさんがようやく 「生きていて良かった」 と思えるような出来事でした。
このお地蔵さまを建立するにあたり奔走した方がいました。
元朝日新聞記者の秋吉茂さんです。
事故当時の新聞に載った記事を見て道男さんの行動に感動した秋吉さんは
人を励ませるような記事を書きたいと思うようになりました。
同時に、遺族の方を見つけて少しでも励ましたいという衝動を
抑えきれなくなった秋吉さんは教職を辞め新聞記者になり、
行動を起こしました。
秋吉さんは忙しい本業の傍らまず事故がどこで起こったのか調べ始めましたが、
何しろ昭和20年台という当時では
現在のようにテレビやインターネットが普及しているわけではなく、
戦後日本中が焼け野原だったこともあって
大勢の人々がその日の生活に一生懸命な時代でしたので、
事故が起こったのがどうやら長崎県らしいという情報を掴むまでに何年もかかってしまいました。
それまでは長野県を探したりしていましたから、まったく見当も付かないほどでした。
大まかな場所が分かった秋吉さんは長崎県内のバス会社の路線でバスの通る坂道を
片っ端から歩いて調べてみましたが、詳しい話を知っている人には出会えなかったそうです。
ツルさんは日々の生活のために住み慣れた九州を離れ兵庫県に引っ越していましたから、
秋吉さんが懸命に探しても見つからなかったのは無理もありませんでした。
遺族の方がどうしても見つからず、
困り果てた秋吉さんは親友の江口望洋さんに詳細を話し、
遺族の方を見つけて欲しいと頼んだところ、
江口さんは感動し快く引き受けて下さったそうです。
結果、まず道男さんの姉が見つかり、続いてようやく母ツルさんを見つけ出すことができました。
そして1974年10月19日(昭和49年)お地蔵さまの除幕式が行なわれました。
この時点で事故から実に27年も経っておりました。
秋吉さんの挨拶に対しツルさんは
「道男もどんなにか喜んでいることでございましょう」
と言って、後は涙で言葉にならかったと言います。
一人の人間が起こしたとっさの行動が多くの命を救い、
その心意気に触発された一人の人生をも大きく動かしたお話でした。
打坂地蔵尊 場所 ↓
大きな地図で見る
そのお地蔵さまが建立されてから既に39年、
事故からは66年の歳月が経ちましたが、道男さんの命日となる9月1日には
現在でも毎年法要が行なわれているとのことです。
模型で思い出しましたが、
amazonで売られているペーパークラフト 「サツキとメイの家」 は組み立てが難しいとのことで、
模型歴40年のベテランをして
「0.1mm単位の組立技術を要求されます」
「これを作例と同じように完成させられるのはプロモデラー以外いません」
とまで言わしめるほどの難易度らしいです
ジブリ映画に登場する食べ物が美味しそうというのはよく言われているので有名 ↓
【ジブリ飯】 ジブリ作品に登場した料理の再現・比較 レシピ付き
なのですが、
それに負けないほど空を飛行するシーンが多く取り入れられているんですよね。
そのどれもが独創的で素晴らしい!
となりのトトロ より
風の谷のナウシカ より
カリオストロの城 より
千と千尋の神隠し より
猫の恩返し より
天空の城ラピュタ より
紅の豚 より
どれも素晴らしい名場面ばかりですが、
そのシーンに合わせた名曲の数々も見逃せない点です。
このシーンの曲 (あえて クラシックギターver ですw) ↓
海の見える街(魔女の宅急便より)をクラシックギターで弾いてみた
このシーンの曲 (大阪に住む歌い手(ナタリー・エモンズさん)が歌ってくれてます) ↓
ナタリのジブリ - 天空の城ラピュタ 君をのせて
このシーンの曲 ↓
人生のメリーゴーランド
海外の結婚式での一場面でも使われたようです (音量注意) ↓
Wedding dance Joe Hisaishi "Howl's Moving Castle Waltz" - Свадебный
今回この記事を書くにあたり、過去幾度となく観たはずのジブリ作品を再度観賞してしまいました(笑)
観るたびに新たな発見があり、
良い作品というのはやはり何度観ても良いものです。
子どもの頃メイやサツキ目線で観ていた人も歳を取るにつれて
お父さんとお母さん目線で見るように変化していったり、
時代や時を超えて愛されているのも納得できます。
名場面のキャプチャと曲選定など、名場面と名曲だらけで紹介しきれないほど。
海外でもたくさんのファンが存在するのも納得できる作品たちでした。
エヴァンゲリオンの庵野監督は風の谷のナウシカの巨神兵 ↓
に携わっていた事も広く知られておりますが、
そこから派生した映像作家の方々がさらにお互いに影響し合い、
独自に発展し、それぞれ多くの作品を生み出してきました。
ジブリ作品(ジブリ以前の作品も含む)は多くのクリエイターの方々に影響を及ぼし
ゲームでもファイナルファンタジーシリーズの飛空艇やその技師などにも影響が見えたり、
影響された漫画などもたくさんありすぎて数えきれないほどです。
何年経っても色あせない素晴らしい作品を生み出し続けたスタジオジブリ。
世間では宮崎駿監督の後継について議論されたりしていますが、
それにとらわれず、それぞれの持ち味を生かしてほしいと思うのは私だけではないでしょう。
壮大な文化を仲間と共に創り上げてきたその功績は
讃えられるべき偉業であることも事実であると思います。
おまけ
5月病マリオの人による作品 ↓
さんぽ
ずっと前から5月病マリオさんのファンなんですよね(笑)
これ以外にもジブリ作品の影響を受けた作品はたくさんあるのですが、
ゲームでは有名なものとして以下の作品が存在しました(声優はもちろん 日高のり子 さん)
ワンダープロジェクトJ (スーパーファミコン)
ワンダープロジェクトJ2 (ニンテンドー64)
上記2点は埋もれた名作とも言われ、素晴らしいゲーム作品でしたが、
当時のハードの性能では容量が足りなすぎて、
シナリオやストーリーを大幅にカットせざるを得なかったんですね。
現在のゲームの1000分の1くらいしか使えない容量でよくぞまあ創作されたものだと感心します。
この作品、その世界観が素晴らしく、最新のハードにて復刻を望む声も多いのですが
(雑誌の 「復活して欲しいレトロゲーム」 で1位だった事も)
音楽を担当していた森彰彦氏が今から15年前、
享年31歳という若さで残念ながらこの世を去っていることから、
当時の世界観を維持したままで削られたエピソードを復刻するのは難しいとも言われています。
それほどまでに、この作品の統一された世界観が素晴らしかったんですね。
ジブリも素晴らしい才能を持った多くの方々によって支えられているのですが、
近藤喜文氏(1998没・享年47歳) 抜きに語ることはできないとも言われています。
宮崎駿監督は長編作品から引退すると発表しましたが、
生命を失ったわけではありません。
日本の映像業界をけん引してきた巨匠たち。
生命あるかぎりクリエイターであり続けていて欲しいと願わざるを得ません。
今回は 「となりのトトロ」 についてレビューというかたちで海外の反応を見てきました。
海外コメントの中に辛口コメントを多めに翻訳していただきましたが、
該当サイトの下画像 ↓ の評価を見ても分かるように、
実際はそういったコメントは全体のごく少数であり、
ほとんどの海外コメントでは絶賛の嵐であったことを追記させていただきます。
今回の記事を書くにあたりwikipediaのトトロのページを初めて見ましたが、
トトロの中でも一番小さい 「小トトロ(白いの)」 の年齢が109歳というところに一番驚いたかも(笑)
ごめんなんさい、今回も好き勝手に書いてしまいました、反省・・・。
↓↓ おすすめ記事! ↓↓
ジブリの絵師・男鹿 和雄さん 世界の反応 (ジパング さま)
今回ご紹介できなかったジブリの絵師についての海外反応です。素晴らしい!
【海外の反応】 外国人「ジブリの平成狸合戦ぽんぽこ泣いた」「日本の素晴らしい民俗学」 (ラカタン さま)
ぽんぽこの海外反応です。AAおもしろいw けど海外翻訳コメントも面白いんですよ!
戦争もゼロ戦も美化してないよ!宮崎駿監督最後の長編「風立ちぬ」予告編。海外反応 (マグナム超誤訳 さま)
最新作「風立ちぬ」予告編の海外反応です。記事がいつも勉強になります!
コメント
コメント一覧
日本の文明は人間がどう自然の中で生きてゆくか =自然崇拝、これが古代も今も常にテーマ
コメ見てこの違いを大きく感じました。
こういうレビューは辛いレビューのほうが本音が見えやすくて面白い
(只の荒らしレビューは除く)
ディズニーみたくメリハリのある作りではないから
外国人には退屈に思う人もいるみたいだね
まぁいろいろ思うところはあるかもしれないけどねー
>大きなうなり声とか、何なんでしょう。フレンドリーどころか、恐い
この受け取り方は間違ってはいない。あれは怖さが含まれてるんだよ。
自然の持つ怖さ、優しさ、強さ、不気味さ
全てを表してるよね
キリスト教のせいか
ものすごい情報量お疲れさまです。
外国人は無駄を嫌う人が多いんだよね
日本でのティッシュの無駄使いや、日本は無駄にエコエコ言ってるくせにコンクリートジャングルという矛盾に怒ってる人も結構いる
何か意味のあることじゃないと嫌がる
アニメのレビューとかでも「このシーン必要?」とか、回想をよく嫌うし
物語がさっさと進まないと気が散っちゃうんだろうな
退屈だって言ってる人はアクションアニメが好きなのかな
ほのぼの系とかアクション系とかいろんなジャンルがある事を知っておく必要があるね
面白かった
「まっくろくろすけ」はどう訳すのか気になる
もう気になって、気になってw
しかし、素敵な声質で日本アニメの吹き替えに最適な声優さんでしたね
どの参照も楽しめたし、読み応えもあり良い記事でした。
goodjob
シチュエーションなんだけど、ずーっと見れてしまう
長閑な日常描写に退屈しか感じない、登場人物に全く共感できず感情移入できない。
物語に人生における教訓や分かりやすい結論を求めているようだ。
想像力不足としかいいようがない。
いや、「アメリカに移住したあの人達」でわ・・・
いやほんと、ワシも言いたくはないのですが・・・
自然な事に寛容な私達の子供時代を大人達が退屈ってぼやいてるのも、懐かしく思うのも育ち方や環境によって違うことかもしれないですね、何から何まで同じじゃないけど感じとるものがある作品、いいですね。
化学調味料や濃い味付けになれた人が出汁の旨味に気づけないような感じなのかな。
馬鹿な行為だと思うがいちいち反論したくなって困る。
なんかトトロ観たくなってきた
星野康二ってすごい
ただ同時上映が「火垂るの墓」だったもんで、そっちに話題を取られてしまった
>少女達はものすごく活発ですが、教育されていない。
↑こういう所がそう
子供なりに社会問題を論じる場面でも見たかったんじゃないかな
有象無象の他の海外反応系はこの記事を見習うべし
たぶんトトロは7〜8才未満の子供と、20才かそれ以上の年代が非常に楽しめる作品。
逆に言えば、10代の自己顕示欲や独立心が芽生えてくる世代には、受けない可能性はあるなあ。
多分自分が14〜5才くらいだったら、後半は退屈に感じたかも。
ハリーポッターの叔母さん達家族が全員最低な性格。
マルフォイとかも兎に角根っから悪いw
日本人のセンスなら、叔母さんがやな奴でも、息子とかは基本嫌な奴でも、ちょこっと善良な欠片を見せる所だと思うんだ。そんな根っからの悪役現実味が無いだろ、ってさ。
悪役にアメリカ兵でも出して欲しいのか?w
アメ公の皆様方は
どうしてそこまでこだわるんだろう。
悪役がいなけりゃいいってわけでもないが、なんだかね。
何度見ても飽きることはない。
でも、これがもしもアメリカのカントリー映画だったとしたら眠くなるくらいつまらないと感じる作品だったかも。
この思いっきり日本の田舎を舞台にした不思議なストーリーを海外の人が好評価しているのが不思議。
辛口レビューを見ると、外国人の考え方がよく分かりますね。
ちなみに、英語を勉強し始めた時に、考え方が日本と違うんだと気付き、
それ以来受け付けなくなったw ここが、日本人が英語を学べない理由なのかな?
「おいで~」が「出て来け!」ですか。それは、乱暴ですね。
自分は、アメリカのド派手な映画に逆にウンザリです。
外国人は、ハッピーエンドとか、劇的な展開が好きなのでしょう。
ですが、昭和30年代の日本には、それはありませんからね。
それに、日本人は相手に対して攻撃的にはなりません。ケンカも稀です。
そりゃ、刺激的な偽善社会で生きる外国人には、こんなアニメは詰まらないでしょう。
ちなみに、久しぶりにトトロを見たら、何かホッとした。
一見無駄な時間・無駄に思えることも本当はそれが一番欲しい物と気づく時がある。
トトロは、そんなアニメ。豊かでも便利でも無い時代だけど。
人が優しい、時間に追われることなく生きられる。その時代に生きてみたいと思う。
トトロは、人間はこうあるべきと示す手本です!
100%肯定的だったら気持ち悪い。
日本人なら琴線に触れる箇所が何個もあると思う。面白い面白くないって感じの映画じゃないな。
大きな癒しをもたらしてくれるときもあれば、心が弱ってるときに見てはいけない映画。
しばらく立ち直れなくなる。
トトロは子供にとって親を失うかもしれないという世界が終わるくらいの恐怖と衝撃が盛り込まれている決して単調なストーリじゃないよね。
最後のコメントの人の様な状況でトトロを初見できるって凄く羨ましいな。日本人だと大抵気づいたら見てたって感じだもんね。
こうでないといけないって思い込みが強すぎて鑑賞の邪魔になってる
オリジナルへのリスペクトを感じるわ。 英語版は自己主張が強いと言うか・・・
アメリカの最下層のバカさ加減を確認できるからw
住む環境が違う人から見ると、偽善的に映る事に衝撃を受けた。
申し訳ないけど、こんな発想をする人が平和を生むとは考えにくい。
子供向けでわくわくドキドキさせられる作品
なんて言われて見たらつまんなく感じるだろうな
それとか千と千尋やもののけ姫見る感覚で見たり・・・
暇なときに軽い感じでふと見てみたらそれはそれは感動するだろう
そういえば、暴力とセックスのない映画って少ないですよね
メッセージが少ないとか教訓がないとかはどうでもいいけど、
ソレで終わりなの?は?と、いうのが最初の感想でした
ところで、まっくろくろすけの訳、「出ておいで」が「出てけ」になってるんですね
そりゃ、妖怪信仰とか妖怪は友達とか分かりにくいでしょうけど、酷いなぁ…
(悪魔信仰とごっちゃになるんですかね)
浮世絵の幽霊とか妖怪絵とかで、見慣れてくれてると思ってたのですが
分かりやすい例がオリンピックのプレゼンよ。
あんなもん日本人からしたら「ジェスチャーとか大げさでやりすぎwwww」って思うやん。
つまりあんな事をしなければ気持ちが伝わらないのが外人なのよね。
は、何言ってんだコレ、親父は夜中まで仕事してるしサツキとメイは喧嘩して迷子になったんだろ
ちゃんと観てないだろ
実際、そうだったから。それが昭和30年代。
大人になってトトロは見えなくなってしまったが、
パンツは見えるようになってしまったのだ。
実際はユーモアも下ネタも織り込まれてるし、残念な人とか怖さも表現されてるのにね。
つか、「トトロ」はアニメってだけで避けるのはもったいない作品ですよ。少なくとも、汚いものをより汚く見せる映画よりは、よっぽど美しい。
もはや病気
本当に気持ち悪いんだな、中国人って。
ディズニー版ラピュタのことだろうが、あれはアメリカ人にも評判悪いぞ
別のレビューで言われてたことだが、問題は映画制作者の側にある
常にめまぐるしく場面を転換し、次々と事件を起こさなければ、子供は退屈して席を立ってしまう、
という強迫観念を作る側のほうが抱いている
ここのレビューで否定的な評価をしている人のように、中には本当にそういう人もいるんだろうが
実際には多くの人が、「トトロ」のもつ無言の表現をきちんと感じ理解している
結局ね、アメリカのエンタテイメント業界は日本のバラエティ番組と同じような躁状態になってるんだよ
ガーッと騒いで、観るほうもなんとなくそれに乗ってるけど、ふと冷静になるとまったくバカバカしい
この辺は日本の感性の違いがよく分かるな。
引っ越してきたサツキたちが田舎と触れ合いそこにある小さな驚きを表していると思うんだが。
アメリカ人とか野菜食わないからな・・・
大人になってから理解できればええんちゃうと思う
クライマックスで何が何でもキスシーンで終わらせる映画が好きな人には
大人になってからもつまらんだろうけどね
日本人にも最近増えてきてるけどね
ちょっと回想や”タメ”のシーンがあるとすぐ手抜きだの尺稼ぎだの言う人が
そのうち「魔女の宅急便」とか「ラピュタ」とjかほかのジブリ作品のレビューもみたいです
海外は上手く伝わってんのかな?
周囲に信用できる大人が居なかったとか。
可哀想…
傑作と言ってしまう外国人とはそもそも感性が違うんだ
逆にトトロをそんな風にしたらゲド戦記以下になるぞ
海外の人は日本人以上に刺激を求めていてアクションがない=つまらないと判断する人も少なくないです。
例えば今放送中の進撃の巨人ですら内容がよくてもアクションが少ない話は退屈だったという人もいるくらいですからw
どこの国だよそれ
もののけ姫以降が高評価なのは単に知名度の問題に過ぎないぞ
まあ個人的には文学性においてもののけ姫が宮崎作品の極致だと思ってるが
だよねぇ。加えて、婆ちゃん側からの視点で見ると
単に近所に越してきた子供たちというだけでなく
自分の作ったもの(おはぎや野菜)を天真爛漫に喜び、好いてくれる子供たちに愛おしさを覚える、
そういういろいろな交流の描写の積み重ねがあってこそ
メイがいなくなった時の彼女の焦燥がスッと心に落ちると思うんだけど。
「この野菜を食べればどんな病気もたちまち治る」と言ったことが終盤の事件の発端になってるわけで
不要なわきゃない
今あのそばの営業所に行くと態度の悪いチンピラみたいな運転手しかいないわけだがw
クスノキに「メイがお世話になりました」とお辞儀する、そんな気の持ちようが好きです
何気ない日常に出てくるファンタジーがそうさせるのかもしれない。
大人になっても子どもの頃に戻してくれる良い作品だと思うな。
30ぐらいになったら良さがわかる。
教訓があって、勧善懲悪で登場人物がいきなり歌いす、さらにタイアップで
歌やアトラクションやキャラクター商品を売り出すような作品でないとw。
やばい
なぜなんだろう
てゆっか、話がありすぎ飛びすぎなので、板をそれぞれに分けられた方が、焦点がしぼられていいのでは?
バスの話はバスの話でとても貴重なお話を教えて頂けてありがたいですが、
これはこれで、まとめて頂いた方がしっくりするような
…すると、「海外の反応」ではなくなってしまうのでしょうけれどもなんか勿体ないです
結婚式の動画も素敵だった
さつきちゃん超いい子だと思うが
あれか、家の中走り回ってたとこかな
確かにディズニー映画は常に戦い(バトル)があったり歌があったり恋があったりと忙しいから、こういうジャンルに馴染みがない人は違和感を覚えるのかもね。
トトロは戦いがないし、歌もないし、さつきとかんたが手を取り合ってロマンティックにキスするシーンもないもんね(笑)
ちょっと成長すると平穏なストーリーラインを嫌って評価を下げる
そして30代40代のオッサンになって初めて、当時40代後半だった宮崎駿がこれを作った心境がわかるようになる
無邪気な子供、優しい大人、輝かしい景色
それは確かに、現実よりだいぶ美化されたものに違いない
でもそれで全く構わないんだ
これは子供の目から見た世界であり、かつて子供だった自分が見ていた世界をもう一度見せてくれるものだからだ
それによって、普段は夢にも思い出せない子供時代の記憶を、このアニメは呼び起こしてくれる
だからトトロは、歳がいってるほどその良さがわかるんだ
派手なアクションやストーリーがあるわけじゃないので、初見ではその良さが分かりにくい作品ともいえる。
自分も最初はまぁまぁって感じだったが、金曜ロードショーで何回も見るたびに徐々に好きになっていった感じ。今ではラピュタを凌いで個人的に宮崎作品で一番好きな作品なわけだが。
オレは、父親がでっかい榊の前でサツキとメイに引っ越しの理由を話したシーンがスゲー好きだなぁ。
塚森の大樹がBGMに流れてて、もう最高!
翻訳を読んでて、「もののけ姫」等に比べて自然破壊に対するメッセージがないとかいうのがあったけど、それはまだまだトトロの解釈が足りないな。
トトロには宮崎監督の自然に対する溢れんばかりの愛情が詰まってるよ。
ジブリ映画はナウシカが大好きだった亡くなった友人がきっかけで見ています。
いつも情報量に感心しちゃってます。頑張って&ありがとねo(^-^)o
マスゴミが「大人も楽しめる」とかほざいてた時は唖然としたわ
それに踊らされてジブリ映画を見て偉そうに評論してる大人には更に唖然とした
ジブリなんざ日本でいうディズニーポジションだっつーの
そうじゃないと子供は成長しないと思っているのかな。
善悪はっきりさせたいお国柄らしい感じかな。
言葉にはしないけど、内に秘められた気持ちを情景で伝えるっていうのはなかなか理解されない。
児童虐待ヘンタイアニメじゃないのかよ
マシンガンぶっ放して、ビルが爆発して、濃厚なキスシーンがないと
満足できないんだろう
嫌いと言ってる人は子供時代に不幸な家庭環境で愛情を受けずに育ったんだと思う
嗚咽やら鼻をかむ音やらが止まらない。父親も母親もジジババも大人は泣く。
一変、トトロではみんな夢中。テーマ音楽に幼児が椅子の上でピョンピョン飛んで、
頭がピョコピョコ動く。「あれは雨の音がおもしろいんだよ」と
前の子供はお母さんに解説する。ロッキーホラーショーナイトか?と思うくらい
満員の老若男女問わぬ観客が泣いたり笑ったりするアニメなんて初めてだった。
その時の感覚を思い出す記事でした。グッジョブ!
ボンネットバスはギリシャやイタリア、東欧の田舎ではまだ現役だそうです。
ディズニー映画とはどうしても比較されてしまうのだろうけど、畑違いとしかいいようがない。
ラスベガスの金ピカホテルでテレビディナーと高原キャンプで飯盒炊飯を比較してどうする。
あのナウシカでさえ、正確に言えばジブリではない(版権を持っている)
「宮崎駿」とくくれば一緒なんですけどね
海外の反応、派手な出来事がないとつまらなく感じる人がいるのは
環境のなせる事なのか気質なのか、興味あるところですね
読みながら、案外詩を楽しめるかなんてところが境界線のような気がしてました
作品自体は良いと思うんだけど、そこまで夢中になれない
良い悪いと好き嫌いは別
まあ、そういう人も居るって事で
分からない人は云々っていう方が何人か居るので、ちょっと書いてみました
※39が事実だと思うわ
分からない奴云々書いてる人は、もう少し考えた方がいいよ
「結核」という悪役が
話の基本はもうできてるんだよね。
あとは長編用にいろんな要素を足した感じ。
もう議論の余地すらない、非国民かなにかのように人格否定されるから
トトロあんまり好きじゃないけど小説版と合わせて見ると色々腑に落ちた
というか個人的には小説版のほうが好きだわ
ジブリとディズニーは文化的に断絶して見える。
動きが早いからデズ独特のねちっこい動画枚数が省略されてすっきりして見える。
ジブリオタはディズニーより他のアニメと親和性高そうだ。
90年代以降はむしろ、くどい芸風のままデズが迷走してるように見える。
デズオタはどう見てるんだかしらんが。
『江戸東京たてもの園』は小金井市にあり、ジブリのご近所。
園内には千と千尋の神隠しのモデルとなった銭湯や建物があるので、ジブリファンの方でしたら「あっ!あの建物は!」と楽しめる施設かと思います。
ちなみに過去のイベントでは建物の窓辺にカオナシが登場!なんてこともありましたよー(*^_^*)
ナウシカは学生まで
他は中学までだろ
この作品の良さを分からないやつはダメみたいな。
色んな意見があってもいいじゃない。
「こんなの好きなやつは子供だ。アーまずい!いろんな意見あってもいいよね!」
レストランの客が白い目で見ても気がつかない貧しい自己中。あわれ。
客観的な批評なんてまず無理だと思う
他愛ない言葉がすごい印象的な映画
俺もトトロ、ポニョはそんなに好きじゃない。
宮崎映画ではナウシカ、カリオストロの城が抜けてて、あとは豚、コナンも好き
アメリカはキリスト系保守が強いし、そういう人も結構いるのかな。
でも、あんまり賛同を得られてないみたいだなw
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
簡単!誰にでもできる除鮮・保守運動
・保守速報を見て凸記事をチェックする
・凸先に凸例文等を参考にして自分なりの意見を送る
・凸記事をツイッターで拡散する
最近の重要凸記事
【消費増税】安定の菅官房長官 「首相が決断したという事実はない」
http://www.hoshusokuhou.com/archives/31999811.html
【緊急】河野太郎が売国法案提出へ!!『特別永住者の国籍取得特例法案』で在日は届け出だけで(一切の審査なしで)日本国籍を取得
http://www.hoshusokuhou.com/archives/32156282.html
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
なにトンチンカンな例えしてんだよ、全然違うわ。
ここはトトロを褒め称えるサイトじゃないってことも低能には分からないんだろうなw
引っ越した先の田舎に化け物が居た、言葉はわからないけど純粋な子供であるメイは仲良くなれたし11歳であるサツキも少し苦労はしたけど会えた
メイが行方不明 しかも日も暮れた、父に連絡がつかない母も居ない
現実なら大事件だよね。それを化け物が助けてくれた。大人には見えない子供だけの確かに存在する不思議
魔女の宅急便のEDだけど「小さい頃は神様が居て不思議に夢を叶えてくれた」それだけの話だよ
ちなみに監督は子供向けに縛られてるしアニメは大人が見るものじゃ~的な偏見の持ち主だけど彼の映画は子供向けでは無いよね
大人になりかけてから楽しくなるアニメばかりだしコレも幼児の頃はつまんないし不快でした
絵本よりは黒い部分が出てるけど大人で面白いと思う人はちょっと
何も起こってないように見えて、静かに変化している。それを感じる。
そういう感性はやっぱり無いのかな……
井上あずみさん(だったよね?)に似てる。こういう所に原作へのリスペクトを感じられるね。
だってこの”映画”って、「火垂るの墓」と2本立てだったんですよ・・・・・・・・
だから欧州の中華であるフランス人は必要以上に日本にあこがれる。
そういう意味ではスコットランド、アイルランドや北欧の人間の方が理解できる感性が残っていると思うね。
逆にやっぱりフランス人とかには馴染みやすそうな世界観なんだろうなとおもった
一度日本に来て、四国なり、北陸なり長閑な田舎に行って文化に触れてくれれば
なぜトトロみたいな話が作られたのか、きっと何人かは理解してくれることと思う。
どの作品にも大きな冒険とメリハリのあるストーリーと何かしらのメッセージを求める
それはトトロにはないかもしれない
あくまでも日常の中にあるもの、子供にとっての冒険が主題だから
ただそれでもあの時代の日本を舞台にした作品がこれだけ受け入れられたという事だけでも驚異的ではある
あとワンプロJは名作だった
ただ子供だった自分には難しすぎて早すぎた
それでも印象に残ってるゲームの一つだわ
ジブリ黎明とか後の円熟とか言ってるやつもこれ観て血ィ吹けwww(「ジブリ」は単に後年出来た会社とブランドに過ぎん
40年以上前からもうこうだったんだよ、彼らは
未だにちょっと怖いもんw
日本を批判する資格は無いと思う。メッセージと言っても、西洋的な価値観や
アメリカは素晴らしいと言う自画自賛ばかりじゃないか。
トワイライトが大人気だったけど、要は完璧な容姿の持つ白人の吸血鬼と
白人女の陳腐なラブストーリーで、非白人である黒人やアジア人は一切出てこない。
まるで人種が1つしか存在していないかのようなアメリカで好きじゃなかった。
ヨーロッパでは大人気と言うけど、そりゃ白人しか共感得られないでしょ・・・。
今は、大人の目線になっちゃって、メイがお母さんにトウモロコシを持って走っていく姿を見るだけで涙が出そうになる~。
あの突き動かされるような衝動とか、子供の特権だったよね…、とトトロを見るたびに懐かしくなります。
ところで、最近のディズニーアニメはどうしてあんなにしゃべくりまくってるんだろう?
前からだっけ?
なので興味深く読ませて頂きました。 >管理人さま
そうして。
およそ否定的なコメントは、
映画へ支払った金額の期待値への不満でしょうか。
世界は広いのなだと思いました。
映画(小説含む)は、
たとえその時は不快でも何年か後にじわじわ来ることもあるからこそ
面白い。
トトロを、50才以上の人が否定するとしたら
それは未だに彼の青春=20才前後までの主義主張を
原則に生きてる人なんだと思うよ。
楽しければなんでも良く新しいものが大好きで伝統を次々破壊していく人にはこの映画の良さはわからない
近くに合ったモノが、急激に遠くへ行った気分。
ディズニーに関しては、白人の自画自賛でイイし、欧州最高でむしろ良いんだよね。
ミュージカル的演出もそう。
そこが原点なのに、変にブレるからオリジナル文化には勝てないよ。
宮崎作品に関しても、日本文化の自画自賛してるから、強い訳だし。
混じりっけなしの「ザ・白人」ばかり出てくるヨーロッパ映画ならそれはそれで興味深いけどね
混じりっけなしの「ザ・黒人」「ザ・少数民族」とかも見てて面白い
日本人から見るとすごくエキゾチックだし、彼らの容姿を見ていると人間もまた生物で
環境に合わせて進化してきたんだなあと改めて感動する
あ、アメリカでは人種の差異を論ずる事自体が差別行為で
さらにキリスト教の人は進化論の話は嫌いなんだっけw
お風呂に入るシーン修正受けてんだよなw
ほんとこいら創作物ではなく現実に犯罪犯しまくってるからな
日本でも言わないだけで苦しんでる子供が大勢います、日本の大人も変なのがいるんですけど
アメリカとは違い、日本の方が言いにくい雰囲気、日本の方が子供が苦しんでる
こういう作品は20以上の大人になって、良さがわかるのかな、、
20代のおじさんが子供と見てたけど、大人の方が喜んでるみたいだった
あの頃からやり戻せたらなあ・・・
この人ちゃんと映画全部見たんだろうか
「父親が怠けている」というのは海外の感想でたまに見る
最初は意味がわからなかったけど
「仕事ばかりして小さい子どもをほったらかしている」
ということらしい
日本人にはあまりない受け取り方だと思うから、びっくりした
忘れちゃいけない英雄の話は定期的に発掘して広めていかないとだめだよね。
クソワロタwwwwwww
きっと、トトロが出ずっぱりで派手な戦闘シーンでも繰り広げない限り、楽しめないのかな。。
となりのトトロは、あの「どこかにいるかもしれない」、子供の頃なら「見えたかもしれない」といったピュアな空気感が重要なポイントであり、この映画の深みになっていると思うのですが。
成長していくにつれ徐々に失われていく先入観のない真っ直ぐな世界を、見ている人に思い起こさせる、この辺りが世代や国境を超えて沢山の人に受け入れられる要因なのではないでしょうか。
(実際、11歳のサツキより4歳のメイの方がより多くトトロたちと交流していますし)
人間にとって子供時代ってのは鉄板ですからね。
古い記事とは思いつつ、トトロ好きとしてはついコメントしたくなってしまいました。
アマゾンのレビューでも日本とアメリカは☆の数は同じなのに
おまえけに、アメリカ人の人間性否定wアメリカ人でもここまではしないってw
人と違う意見を批判するのって日本ならではじゃね?
トトロが公開時に全く振るわなかったのも同じ理由だと思うよ
当時アニメといえばSF全盛で、昭和30年代の田舎の農村の話なんて退屈、というのが普通の観客の反応だった
いやいやいやいやいや。
トトロが公開時にふるわなかったのは二本立ての相方が子供にトラウマ与えまくって
大人には二度とみたくないと言わせるほどの破壊力があったからだろ。w
映画の評価自体はキネマ旬報でどの年の一位をとるくらい評価されてた。
※156
ご冗談を。
自分と違う意見とは徹底的に対立していいくのが欧米だろうに。
でも、雨の降る夜の田舎道でトトロに出会ったら失禁する自信ありw
駄文失礼。
あの頃に戻りたい
姉妹の声だけ録り直したバージョン出ないかな?
日本人が見て喜ぶ映画・・だと思う(海外で評価されていて驚いた
同じ日本人でも、浴槽の形の古さに、疎外感?じゃないけど、外から見てる気分になったし
(忘れものをとりにきました、とあるようにあの当時のお父さんお母さんが見てにっこりする映画なんじゃないのかなぁ・・)
私も、よく終わらないうちに終わっておいてけぼり感はくらったから、映画に起伏がなくてつまらないってのは、分かる
そういう映画じゃないんだけどね
ゲゲゲの鬼太郎とか妖怪人間ベムみたいな、ちょっと怖いけどのぞきたくなる感じって子供に共通してある気がするんだけど、違うのかなぁ・・子供向けアニメのグロさでいったら海外のほうがキツイと思うんだけど・・
大人になって観返して評価は一変したけどね
感性や文化の違いでなく、日本人ならすぐ悟る設定について、単純に異国故にわからなかったんだなと思った。
森や大きな木には神様がいる、昔は井戸できゅうりを冷やした(そういったことを教えてくれるのはいつもお婆ちゃんだった)、これは昭和20年代の光景で恐らく今はもうあの森も風景も失われた等々
トトロは千と千尋などに比べて意味のないシーンはないので、彼らが退屈と思ってるシーンはすべて伏線やノスタルジックの演出です。あの暗い階段やまっくろくろすけも意味がわからないでしょうし。辛口評価の彼らの地域ではリアルにまだああいう暮らしをしてるかもしれないし(そしたらノスタルジックなんて感じない)
別に退屈で何も起こらない映画は、フランスはもちろんアメリカにも大量にあるので、本当に内容を理解した上で単調に感じたわけではないと思います。
アメリカでは何のために学校があるのやら。
何のために家庭が……ああ、両方崩壊してたよね。すまん。
と当時5歳の私は思ったが、いまだにこんなアニメ見た事ない
ナウシカも5歳の自分には難しすぎて意味はわからなかったけど、
分からないのにとにかく面白くて面白くてナウシカトトロと繰り返し繰り返し観てたよ
こんなファンタジーを地に足ついた描写でよく描けるよ駿は凄いよ。日本の誇り
別にこれはただ悪口を書いてるわけじゃあない
彼らはそういう性格だからこそ世界を制圧、大きく動かすことが出来たわけだからね
そのくらい日本語の歌にそっくり
そういうのだったら、向こうの、妻子の時間の分まで仕事に使用する男への会社の雰囲気がめっちゃ違うから理解出来る
あと、ここで何とか系とか中国人とか決め付けて言ってる奴は終わってるな。
管理人の言ってることがさっぱり分からない
日本の土の匂いとかを知らないとわからないかもしれない
案外人間、根は同じだから分かってくれると思ったけどそんなこともなかった
心が似ている台湾人なら分かってくれそうだ
この映画を楽しめるかどうかは、子供の時の気持ちを覚えているかどうか、想像力があるかどうかじゃないかな
まっくろくろすけが出てきたり、トトロと出会ったりするシーンが特別な事じゃなかったらなんなんだろうか…
4歳?の妹が田舎の山道で迷うことが絶望的な状況じゃないと思う人達は、たぶん人の痛みがわからなそう
こういう人達は、子供の時に、山や森でちょっとした冒険をしてみたことがないんだろうか?人気のないところで遊びに夢中になって日が暮れてしまった時の焦燥感や、大人とはぐれてしまって帰り道もわからない時の心細さを味わったことがないんだろうか?
ノルタルジックな田舎の生活、失われつつある美しい自然、採れたての野菜の美味しさ等が退屈だと感じる人達とは、全く分かり合えると思えない
まあきっと田舎や自然に対する理解も経験もないんだろう
>さつきとメイは喧嘩もしない
この人は明らかにこの映画観てないでしょ…
しかし、アクション映画とかの刺激的な作品にしか慣れていない人にとっては、トトロのようなほのぼのした映画はつまらないと感じるだろうね。
そして言うまでもなく、外国人(とくにアメリカ人)の大半は火薬をやたら使うアクションとか流血表現が多いホラーの方が好きだろうから、辛口があるのも当然だね。
傘に落ちる雨音に( ゚д゚)ハッ!?何コレ楽しい!もっと!!うおー!ってなるトトロ
いつもしっかりしてるサツキが、どうしよう、お母さん死んだら!って不安で泣き出すシーンの切なさ
グングンモリモリ木々が伸びていくシーンでは毎回ぞわぞわワクワク
子供でも大人でも、五感を存分に感じ味わい生活する楽しさに、退屈なんてない
次々に刺激を欲しがる人って、平和な日常は退屈にしか思えないみたい
つまり一生ほぼ退屈で不平不満ばかりなのかも
そういう人リアルでもたまに見るが、いつもどうでもいいことでイラついてて、内心気の毒だと思う
コメントする
※1 や 米1 などのように※や米と半角数字で該当コメントをポップアップできます