慶応大学が設立したベンチャー企業、SIM-Driveが開発した電気自動車の紹介ビデオです。
時速100km/hで航続距離300kmを実現するために、高出力高効率のモーター、空気抵抗を減らしたボディー、制動時のエネルギー回収、タイヤにすら従来より転がり抵抗係数の小さいものを使用して、徹底して省エネが図られています。

空気抵抗を減らすために車体幅は細めですが、ホイールベースは一般のセダン並みにして車内空間を確保、さまざまなモニタで車の周囲を確認することができます。

2年くらいで大量生産を目指したいとのこと。

やや残念なことに、外国人の反応はデザイン(の悪さ)に集中しています。
デザインが気に入らなくて買う気がしないとか。

まあそこが日本人との違いではあるのですが・・・。
海外の人いわく、日本人は車でその人を評価せず、中に乗っている人間そのものを見て評価するんだとか。
派手さよりも実質堅固を好む日本人ならではの感性は、日本と同じ物作りの国ドイツ人くらいしか分からないのかも知れません。見えないところにとんでもない技術が使われてるのに・・・。ねぇ。

工具類でも、アメリカはピカピカした鏡面仕上げのスパナとかが多いんですが、日本やドイツのエンジニアは油で滑らないように梨肌と言われるざらざらした工具を好んだりします。
もちろん、見た目は鏡面仕上げがカッコ良く見えますが(笑)
ちなみに日本の工具類はガタや個体差が少なく、世界一の品質だと思ってます(高いけど)


コメントではテスラモデルSと比べられていますが、元々の開発コンセプトが全然違いますし、
SIM-Drive開発のこの電気自動車に今までとは全く違う新たな可能性を感じるのは筆者だけではないでしょう。
デザインも先進的で良いと思いますよ。

反応はともあれ、裏を返せば、多くの人にとって電気自動車はもはや技術の問題ではなく、実際に買うかどうかを検討する時期に入ったということでしょう。


動画



以下、この動画に対する海外の反応


■ この車の今の進捗はどうなっているの? 生産ラインに乗ろうとしているの? それともまだ?  オランダ

  ■ re:こういった車は生産にはならないものだよ。これらは科学研究のためのもので、普通のEVの助けになるものだ。  スイス

■ デザインが最悪  イタリア

■ 知りたいのはいつ買えるのかということだ。  イギリス

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